野菜 長雨対策

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野菜 長雨対策は?

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長雨続きで、元気のない冬瓜

 

 

雨が降らず、暑い夏が過ぎたかと思うと、
今度は秋や春に雨ばかりということがあります。

 

晴ればかりで雨が降らないのも困りますが、
雨ばかり降っても、タマネギの苗が倒れたり困ることはたくさんあります。
今年の秋は長雨で農家さんが辛く、コインランドリーは売り上げたそうです。

 

もちろん雨の恵によって、土が潤って野菜の生育が良くなることはあります。
けれど、多すぎる雨は、湿気を高めてしまい、病害虫の発生が多くなったり、
土の水分が多すぎて根腐れをおこしてしまうことがあります。

 

特に秋は、気温の低下とともに長雨が続くことがあります。
秋は夏野菜の終盤や、秋冬野菜の種播き時期と生育時期が重なり、
長雨のせいで生育不良に陥ることは少なくありません。

 

春は、生長の良い季節のはずが、長雨に負けてしまいます。
長雨対策を行い、野菜を上手に育てましょう。

 

 

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プランターのハクサイは長雨に強いです

 

 

[野菜 長雨対策は?]

 

 

■余計な水分を排除する

 

雨が続くと、必要以上の水分が土に流れ込んできます。
土を湿らせる程度の雨なら問題ありませんが、湿ったままになっていたり、
水たまりができている状態では、野菜の生育に良いとはいえません。

 

余計な水分をうまく抜いて、野菜が根腐れしたり、
病害虫におかされたりするのを防ぎましょう。

 

・マルチ
ビニールマルチを利用することで、雨が流れ込むのを防ぐことができます。
プランターなどの容器栽培の場合は、雨の当たらない場所に移動が難しい時に、
マルチを使うことで、雨に当たる面積を狭くし、雨除け対策をします。

 

ビニールマルチには、黒色や透明、シルバーなど種類がありますが、
どのマルチを使う場合でも、雨の流れ込みを軽減する効果があります。

 

 

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高畝にしたネギ畑

 

 

・高畝にする
地植えにしている場合、畝の高さを通常よりも高くすると、水はけがよくなります。
雨除けの設置が難しい場合は、
少しでも畝を高くして排水を良くすると、野菜にかかる負担が減ります。

 

イチゴなどはよく高畝にしているのを見かけますが、
イチゴ以外の野菜にも高畝はお勧めです。

 

・溝を掘る
畑の周りに、排水用の溝を掘っておきましょう。
土の排水がよくても、畑自体に水が残りやすいと、
いつもまでも湿っている状態が続いてしまいます。

 

周りに溝を作るだけでなく、溝までの道を作ると、さらに排水しやすくなります。
雨の後、畑の中に水たまりができるようであれば、溝を作って排水します。

 

・排水の良い土
溝を掘って排水するのも大切ですが、土自体の水はけを良くするのも重要です。
水もちが良すぎる土では、長雨でたっぷりと水分を含んだ後、乾きにくいのです。

 

秋に気温が下がる頃では、さらに乾きにくくなり、
根腐れを引き起こす可能性が高くなります。

 

地植えは、腐葉土や赤玉土、鹿沼土などを入れて水はけの良い土に調整します。
普段から菜園の土作りを計画に取り入れておくと、だんだんと良い土になります。

 

容器栽培の場合も、使う土は水はけの良い用土を使いましょう。
市販されている培養土なら、たいていは大丈夫ですが、
たまに水はけの悪い培養土に当たることもあるので、
一度排水の具合を試してみてから使用すると良いでしょう。

 

また、容器の底には、必ず鉢底石や砂利、発泡スチロールを崩したものを入れ、
排水を良くしておきます。

 

土の水はけがいくら良くても、容器の底に微塵が溜まって、
排水が悪くなっていれば、意味がありませんることも多いです。

 

 

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黒マルチとホットキャップの効果が大きいそうです

 

 

・雨除け
野菜を育てている部分に屋根を作ることで、雨除けすることができます。
本格的な資材を使った雨除けも良いですが、
家庭菜園ではスペースや費用のこともあるので、難しいこともあるでしょう。

 

苗の株数が少ないのであれば、ホットキャップをかぶせておくのもお勧めです。

 

トマトのように高く生長する野菜には、
支柱にビニールを広げたものを紐で結び屋根にするだけでも、
簡易的ながら、効果的な雨除けになります。

 

費用がかかっても、もっとしっかりとした雨除けが欲しい場合は、
ネットなどで小型の雨除けセットを購入するのも良いでしょう。

 

 

■病原菌をシャットアウト

 

野菜がかかる病気の原因となる菌や害虫の中には、湿気を好むものがいます。
病気の場合、長雨が続くことで根などが傷み、感染の可能性が高くなります。

 

また、すでに感染しているものから、病気が広がることがあります。
雨の中でも元気な害虫といえば、ナメクジです。

 

ナメクジは大切な葉や実を食害する上、
他の虫と違って雨の中でも元気に活動するため、厄介です。

 

育てている野菜を守るため、対策をとりましょう。

 

・薬剤散布
長雨が続いても、晴れとまではいかなくても、雨がやむ瞬間はありますね。
そういったタイミングを逃さず、薬剤散布を行いましょう。

 

病害虫の防除に必要な薬剤をあらかじめ調べておき、準備します。
雨が降っている時に薬剤を散布しても、すぐに流れてしまうため意味がありません。
雨がやんだ時を狙って散布します。

 

・手入れのタイミング
収穫や枯れた葉などを摘み取る時、どうしても茎などに傷をつけることになります。
この時に雨が降っていると、傷口がいつまでも乾かず、雑菌が入り込みやすくなります。
できる限り雨の中でこういった作業をするのは、避けるようにしましょう。

 

 

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ダイコン、長雨で3回目の種まきです

 

 

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園芸仲間の幸さんは、もう何本かダイコンを収穫しました!

 

 

■天候不順の種まきの遅れには?

 

秋になると、秋冬野菜の種まきも始まります。
春は、夏野菜の種まき、植え付け時期です。

 

この時、雨が続いていると、直播きをするのが難しくなります。
天候不順になることを想定して、作業をしておくと安心です。

 

雨がゆるんだ時に種を播くことはできるかもしれませんが、
小さな種や覆土が軽いものなどは、雨によって種が流れてしまうことがあります。

 

けれど晴れの日を待っていては、種まきの適期を逃してしまうこともあります。
特に秋冬野菜は、だんだんと気温が低くなっていく中で野菜を育てるため、
少しの遅れがだんだんと大きな遅れになっていってしまいます。

 

また、夏野菜は適期を逃すと、初夏の生長に大きなダメージを与えます。

 

大切な種まき作業を適期に終えるために、何をすれば良いのでしょうか。

 

・べたがけ
べたがけとは、名前の通り畝の上に直接、不織布やビニールなどをかぶせる方法です。
べたがけする素材によって効果は異なりますが、
地温の上昇や種が流れてしまうのを防ぐ効果があります。

 

種まきをした後、長雨によって種が流れてしまうと、
せっかく適期内に種まきを終わらせていても意味がありません。
不織布などのべたがけをして、種が流れるのを予防しておきましょう。

 

・ポットやセルトレーの使用
屋外での作業が難しい時は、ポットやセルトレーなどに種をまき、
育苗する方法も視野に入れておきましょう。

 

ダイコンなど、直播きの方が適している野菜は、育苗してからの定植は難しいですが、
ハクサイやレタス、その他葉物野菜は育苗してから定植することができます。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ 苗の植え方
・ホームタマネギの栽培
・タマネギ 肥料



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