タマネギ苗 大きくならない

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タマネギ苗 大きくならない

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タマネギの苗作り、結構難しいです

 

 

タマネギは、種から育苗する方法と、苗を購入して植え付ける方法があります。
初心者の方や、栽培スペースが広くない場合には、
ホームセンター、ネットなどで販売される苗を購入すると思います。

 

逆に広いスペースにたくさん苗を植え付けたい方や、
慣れてきて育苗からチャレンジしたい方などは、種から育てることが多いでしょう。

 

どちらの方法でも、種を播いてみたけれど育苗中の生育が悪かったり、
苗を定植した後の生長が悪いことがあります。

 

このように苗の生育が悪く、大きくならないのには、
どのような理由があるのか原因をご紹介しましょう。

 

 

[タマネギ苗 大きくならない]

 

 

■種まき~定植までの生育が悪い

 

種を播いて育苗していると、なかなか大きくならないことがあります。
中にはそれが正常で、特に問題がない場合もあるのですが、
初めて種からタマネギを育てる場合は、どれが正常なのかわからないことがあります。

 

途中までは細くて頼りないと感じていた苗も、
定植時期が近づくと、しっかりとした苗に生長していることがあります。

 

種を播いてすぐに異変が起きた場合は、早めに種の播き直しをします。
もし時期的に播き直しが難しい場合は、無理に種から育苗せず、苗から育てます。 

 

1.播き時が遅い
種を播く時期が適期よりも遅くなっている場合、
どうしても苗が小さくなる傾向があります。

 

その年の天候により、種まきの時期を見合わせる場合でも、
適期内には播くように心がけておきましょう。

 

タマネギの発芽適温は25度前後です。
暑い日が続いていても、涼しい場所で管理し、発芽まで到達できます。
発芽しさえすれば、多少暑くても生育するので、播き時を逃さないように注意します。

 

2.病害虫
発芽した後のごく小さいうちでも病害虫の被害にあうことはあります。
苗が小さければ小さいほど、少しの被害が大きく影響するため、
育苗中は万全の体制で管理します。

 

害虫による被害も意外と多いので、
発芽後は防虫ネットを張った中で管理するのが安心なのでお勧めします。

 

3.加湿
種を播いた後から発芽するまでは、あまり乾かさないように管理するのが基本です。
ところが、発芽後も同じように管理していると、
加湿によって根が傷み、生育が悪くなることがあります。

 

発芽して葉が2枚になったら、
それまでのように常に土が湿っている状態は避けるようにします。

 

本葉が4枚になる頃には、土の表面が必ず乾いてから水を与えるようにします。
あまり水をたくさん与えて育てると、生育が悪くなるほかにも、
軟弱に育ってしまい、定植後に病害虫の被害を受けやすくなります。

 

4.肥料の過不足
種を地植えにして育苗する場合に、肥料過多によって根が傷むことがあります。
また、箱播きやプラグトレー、ポットなどを使って育苗であっても、
使う土によっては、肥料過多になる場合があります。

 

できれば種まき・育苗用の、無肥料の用土を使い、
発芽してから追肥していくようにした方が管理しやすくなります。 

 

反対に、育苗途中で肥料切れになっても、生育が悪くなります。
地植えで育苗している場合、育苗場所の回りに雑草がたくさんはえていると、
そちらに栄養をとられている可能性があります。

 

雑草が出てきたら、大きくならないうちに抜いておきましょう。
地植えの場合は、葉が2枚になった頃に溝施肥をし、
プラグトレーやポットで育苗している場合は、液体肥料で追肥を行います。

 

プラグトレーやポットの場合、地植えと同じような粒状の肥料を使うと、
根に肥料が触れてしまい、傷めることがあるので注意します。

 

プランターや箱を使って、すじ播きをして育てている場合は、
条間に粒状肥料を施すことで追肥することもできます。

 

5.有害なガス
種を直播した時、その部分の土に含まれている堆肥が未熟だったり、
土壌消毒した後のガス抜きが不十分だったりすると、
タマネギにとって有害なガスにより、生育不良になります。

 

土作りを行う時に使う堆肥は、完熟堆肥を使うようにします。
また、土壌消毒の後のガス抜きはきちんと行い、
発芽テストを行ってから種まきをするようにします。

 

 

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購入したタマネギ苗ソニック、100本810円で近所の方3人と分けました

 

 

 

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深型菜園プランターに、購入した苗を植え付けました

 

 

■定植後の生育が悪い

 

苗を準備し、いざ植え付けてみたけれど、
その後の生育が、どうも調子が悪いということがあります。

 

タマネギは苗を定植した後からの栽培期間が長いので、
生育が悪いとやきもきしますよね。

 

定植の時期からはずれて定植した場合は、
苗が根付く前に低温に当たって苗が弱っている可能性があります。
種の時と同じように、苗の場合も定植適期をはずさないように注意します。

 

1.根が傷んだ
種まきの時と同じように、未熟な堆肥や土壌消毒剤のガス抜きが不十分だった時、
タマネギの根がガスによって傷んで生育が悪くなります。

 

堆肥は必ず完熟のものを使用し、
土作りは定植の2週間前までに終わらせると、土に混ぜた堆肥がなじみます。

 

土壌消毒のガス抜きは必ず行い、ガスが残っていないかチェックしてから定植します。

他にも、病害虫によって根が傷んでいる可能性もありますし、
加湿によって傷んでいることもあります。

 

あるいは、株元の保護をしていなかったため、
霜柱が根を押し上げてしまい、根が傷んだということも考えられます。

 

根が傷む原因は様々ですが、いずれも回復には時間がかかりますし、
原因によっては再起できないこともあるので注意します。

 

 

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苗がこのぐらいまで育てば、まずは安心です

 

 

2.酸度の偏り
タマネギは極端にアルカリ性や酸性に傾いている土では、うまく育つことができません。
苗の定植をする前に、弱酸性~中性になるように酸度調整をしておきます。

 

野菜を育てる時、必ず苦土石灰を入れるのに、生育が悪いという場合は、
他に原因があるか、土の酸度がアルカリに傾いている可能性があります。

 

何年も家庭菜園をしている土であれば、
一度酸度や肥料濃度を計測してみると良いでしょう。

 

3.実は正常
定植後、あまり葉が伸びない、太くならない、
株がひょろっとしていると感じても、実はそれが正常な場合があります。

 

タマネギは越冬後にぐんぐん大きくなっていきます。
むしろ越冬前に大きすぎると、寒害にあいやすく、あまり良くありません。

 

葉数が5枚くらいであれば、特に問題はありません。
寒さによって葉が寝ていることがあっても、
病変や害虫の食害痕がないのであれば、特に気にする必要はありません。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培



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タマネギ 種苗

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