つり玉

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つり玉

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つり玉

 

 

つり玉は松永育苗から販売されている中晩生品種で、
貯蔵性が良く、貯蔵向き品種の中でも早めに収穫できる品種です。

 

種袋には、貯蔵用つり玉葱と書かれています。

つり玉の特徴や育て方をご紹介します。

 

 

[つり玉]

 

 

■つり玉の特徴

 

・貯蔵性が良い中晩生黄タマネギ
熟期は中晩生で、中生より遅い熟期で、貯蔵性が良いです。
収穫後、12月末から年明けまで貯蔵することができ、
長くタマネギを楽しむことができます。

 

・育てやすく、トウ立ちの発生が遅い

中晩生品種は比較的育てやすいので、
家庭菜園に向いていて、初心者でも失敗しにくいです。

 

ただ、栽培するには暖地、中間地、一部の冷涼地に向いていて、
雪が積もるような地域では育てるのが難しくなります。

 

・5月中下旬から収穫できる
一般的な中晩生品種は5月末から6月上中旬が多いですが、
つり玉はもう少し早い5月20日頃から収穫ができます。

 

他の中晩生品種であったり、中生品種などと、
組み合わせて栽培することもできます。

 

・丸く、しまった肉質
形は丸く、球に近い形をしていて、大きさは300g近くになります。
中玉~大玉になりますが肉質はしまり、まさに貯蔵向きのタマネギです。

 

 

 

 

■つり玉の栽培のコツ

 

・基本はタマネギ栽培と一緒
種まきから植え付けまでは、一般的なタマネギ栽培と一緒です。
適期の種まき、適期の植え付けが重要で、
暖地で10月初旬~上旬、中間地では9月中に種まきをします。

 

早まきをしたり、大きい苗を育ててしまうと、
トウ立ちの原因になってしますので注意します。

 

・元肥は控えめにする
元肥は基本の半分程度が目安で、冬場の低温に耐えられるまで育てます。
春まではあまり大きくしないように育てるため、元肥は控えめにします。

 

・年明けから追肥をする
年が明けてから追肥を行い、追肥で育てます。
1月後半から2月に追肥をして、春に向けてどんどん生長させるように与えます。

 

肥料不足だと感じたら与えますが、3月以降に肥料を与えてしまうと、
貯蔵性が悪くなったり、腐敗の原因となるので注意します。

 

・収穫は5月20日くらいから
収穫は5月20日くらいから始まりますが、実際の状況を見て収穫します。
収穫後は吊り玉貯蔵をすると、長持ちします。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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