カムイ

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カムイ

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カムイ

 

 

カムイは長期貯蔵に向いた北海道、冷涼地向けの品種で、
主に北海道で栽培されているタマネギ品種の一つです。

 

熟期は中生、多収が見込める品種です。
本州では種、苗の入手が困難です。

カムイの特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[カムイ]タキイ交配

 

 

■カムイの特徴

 

・長期貯蔵が可能な中生品種
3月から栽培し、8月末頃に収穫できる中生品種です。
カムイは北海道で栽培されている主力品種の一つであり、
理由としては、春まき栽培専用品種の中でも長期の貯蔵が可能で、
翌年1月~4月まで長持ちします。

 

そのため、1月~4月頃まで、時期をずらして出荷されています。

 

・北海道や冷涼地の春栽培専用
一般的な秋まき栽培には不向きで、
北海道や冷涼地で使われる春まき栽培に適しています。

 

・肥大良く、揃いも良い
球の肥大性が良く、太るので収量が多いです。
表皮が濃く、ツヤ、テリもあるので見た目が良いです。
大きさも揃いやすいです。

 

・有機栽培、減農薬栽培も可能
家庭菜園ではなるべく農薬を使わないように栽培することが多いですが、
それでも、病害に感染する場合もあります。

 

カムイは葉茎病害に強いため、農薬を減らす減農薬栽培、
化学肥料や農薬を避け、有機肥料で土作りをした有機栽培ができます。

 

有機栽培の場合、植え付けの2年~3年前から、
有機肥料で土作りをする必要があります。

 

家庭菜園では難しいので、化成肥料を使わないことや、
農薬を使わないことで有機栽培に近い栽培ができます。

 

 

■カムイの栽培のコツ

 

・種まきの適期は3月上旬
カムイの種まきの適期は3月上旬です。
なるべく3月上旬に種まきをしますが、気温が上がらなかったりするなど、
年によって気候が少しずつ違うので、3月中旬~下旬まで種まきができます。

5月上旬には植え付け、それ以降の遅植えは肥大不足の原因になります。

 

・長期貯蔵の場合、締まった球に仕上げる
より長く貯蔵をしたい場合や、貯蔵を目的とする場合、
過肥大させず、締まった球に仕上げます。
少し密植をしたり、肥料を少し減らすことで締まった球に仕上がります。

 

・有機栽培、減農薬栽培では防除を徹底
農薬を使わない栽培は、まず病害にかからない環境作りをします。
元肥は完熟堆肥を使ったり、栽培期間は防虫ネットなどを被せ、
害虫を防ぎ、草とりはこまめにします。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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