知多早生3号

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知多早生3号

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知多早生3号

 

 

知多早生3号(ちたわせ3号)は愛知県で古くから栽培されるタマネギ品種で、
知多3号玉葱と表記されることもあります。

 

超大玉になり、タマネギ特有の辛さや香りが少なく、糖度が高い品種です。
現在は国華園のYAHOOショッピングにて種を購入することができます。

 

知多早生3号の特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[知多早生3号]

 

 

■知多早生3号の特徴

 

・愛知県の伝統野菜
知多、とついているように、愛知県知多半島で栽培されてきたタマネギです。

 

知多早生3号の前に、昭和25年頃から知多黄早生1号という品種が選抜され、
その後2号、現在は3号と、改良されて現代まで栽培されています。

 

熟期は早生で、中間地や暖地での栽培に向いています。

 

・超大玉になる
肥大性が良く、小さくても500g以上となる大玉で、
一番大きいと700gまで肥大します。
数あるタマネギ品種の中でも超大玉の部類に入ります。

 

・糖度12度以上になる
他のタマネギに比べてとても甘いのが特徴で、
糖度が12度以上となり、糖度12度はメロンや甘いスイカなどと同じくらいです。

 

食味はみずみずしく、甘く、肉質はやわらかいです。
タマネギ特有の刺激、香りが少ないので、生で食べるのが一番です。

 

・種の入手がやや困難
愛知県知多半島で育てられている品種で、
収穫してから日持ちしないので、市場に出回ることが少ないです。

 

種も入手が困難で、一部通販にて取り扱いがありますが、
売り切れてしまうこともあります。

 

 

 

 

■知多早生3号の栽培のコツ

 

・種まきは9月頃が適期
タマネギの栽培は種まきの時期からが大事で、遅すぎず、早過ぎないようにします。
9月上旬から、遅くとも9月中旬までに種まきを終えます。
これは中間地、暖地ともに同じです。

 

冷涼地での栽培は不向きで、暖地、中間地での栽培に向いています。
基本的なタマネギの育て方に沿って行えば、栽培ができます。

 

・遅い追肥に注意
追肥は生育に応じて2回~3回が目安です。
3回目の追肥は遅くても2月下旬~3月初旬までに終わらせます。

 

それ以降に肥料を与えてしまうと、大きくなりすぎて腐敗や病気の原因、
長持ちしにくくなります。

 

・収穫
収穫は5月中下旬から始まります。
日持ちはしないので、なるべく早く食べる必要があります。
長持ちしない分、その時期だけの甘く、おいしいタマネギを味わえます。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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