タマネギ 栽培

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タマネギ 鉢の育て方

読了までの目安時間:約 7分

 

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鉢植えでタマネギ収穫、楽しいですね

 

 

タマネギは鉢など小さなスペースでも栽培できます。
玄関先やベランダなど、限られたスペースでもチャレンジしやすいです。

 

他の植物を育てた後で、余っている鉢でも大丈夫です。
鉢に合わせて植える本数を調節すればOKです。

 

 

■タマネギ 鉢の育て方

 

・鉢の準備
タマネギは根が浅いので園芸用の植木鉢でも、
じゅうぶん育てることができます。

 

排水のよい環境を好むので、底穴はスリット状になったものか、
鉢底石を入れると適した環境になります。

 

タマネギは種から育てる方法と、苗から育てる方法があります。
種から育てる場合は、植木鉢に1~2㎝間隔で直播して、
最終的に株間を10㎝くらいにします。

 

苗から育てるのであれば株間を10㎝とりながら、
円を描くように苗を植えていきましょう。

 

直径36㎝の12号鉢であれば、
4~5個のタマネギを育てることができます。

 

ホームタマネギであれば、その2倍以上の、
タマネギを収穫できます。
>>ホームタマネギの栽培

 

・土の準備
タマネギは排水のよい肥沃な土壌を好みます。
赤玉土小粒:腐葉土を7:3の割合で混ぜます。

 

タマネギの栽培期間は長いので、元肥はたくさん必要です。
10リットルに対し苦土石灰を10g、堆肥を200~300g、
化成肥料を10~12g入れて、よく混ぜます。

 

 

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種まき後のようす

 

 

・種まき
タマネギの種まきの適期は、9月上旬から下旬です。
鉢のふちから5㎝くらい離れたところに丸く溝を掘り、種を播いていきます。

 

種の上から1㎝くらい土で多い、手のひらやスコップの背で、
種と土が密着するように押さえます。

 

水やりの時に種が流れないように、
発芽までは水やりを慎重にするか、不織物などで覆います。

 

・間引き
発芽後は不織物を外し、水が切れないように注意します。
11月までは、種から苗を育てる時期です。
株間が2~3㎝に揃うよう、生長の悪い苗から間引きます。

 

11月に入り、苗の直径が7㎜に達したら、株間を10㎝に間引きます。
この時間引いた苗は、他の鉢やプランターに植えて育てられます。

 

抜き取る時は、根を傷つけないように気をつけます。
タマネギの苗の品質が、タマネギの品質を決めます。 

 

タマネギの苗が小さすぎると冬季に枯れてしまいます。
大きすぎると花芽が付き、タマネギの根部分が太れません。

 

タマネギの良苗を11月頃に購入し植え付けると、
失敗なくタマネギを育てることができます。
*タマネギ苗は、50本単位(1000円以下)くらいからの販売です。
全部植え付けられない場合は、葉タマネギとして密植するか、
知り合いのかたと分けるのが良いようです。

>>タマネギ 苗の作り方

 

・追肥
タマネギは栽培する期間が長いので追肥がとても大切です。
追肥を怠ると、病気にかかりやすく球も太りにくいです。

 

タマネギが発芽し、芽が出て揃ってきたら、
2週間ごとに追肥を行っていきます。

 

鉢のふちに、10リットルあたり4gの化成肥料を与えます。
追肥は、3月上旬まで与え、それ以後は与えないようにします。
タマネギは遅い時期に追肥を行うと、
傷みやすくタマネギの貯蔵性が格段に落ちます。 

>>タマネギ 肥料

 

・水やり
タマネギは水切れに弱いので注意します。
鉢の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい、
しっかりと水を与えるようにします。

>>タマネギの水やり

 

・越冬中の管理
冬は空気が乾燥しているので、とくに水切れに注意します。
品種によっては、耐寒性の低いタマネギもあります。

 

耐寒温度を下回る気温が続くときや、
冷たい風にさらされるような栽培環境であれば、
ビニールで覆って保温します。

 

・春からの管理
春になると、タマネギはどんどん球が大きくなりはじめます。
大きなタマネギをつくるために肥料を与えたくなりますが、
3月上旬以降は肥料は与えてはいけません。

 

気温が上がると、乾燥しやすくなるので、
冬よりも水やりの回数を増やしていきます。

 

暖かくなるにつれ、病害虫が起きやすくなります。
定期的に観察し、早めに対処するようにしましょう。

 

・収穫
6月ごろになり、タマネギの葉が倒れてきたら、収穫の時期です。
タマネギの葉が7割ほど倒伏し、その5~6日後が収穫適期です。

 

タマネギは、上方向に抜き取り、
葉を束ねて風通しの良い場所で乾燥します。

 

 

■病害虫

 

排水性が低いと軟腐病など病気にかかりやすくなり、
肥料不足だと、黒斑病が発生しやすくなります。
古い土を使うことで干腐病の発生がやや多いです。

害虫では、アブラムシ、ハモグリバエ、アザミウマに注意が必要です。

 

■タマネギ 鉢の育て方のコツ
1.ホームタマネギ、早く生長する品種を選ぶと育てやすいです
2.葉タマネギとタマネギの両方を収穫、楽しめます
3.水やりと追肥を適切にして生長を促進します 

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売

 

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タマネギ栽培 育て方

タマネギ 連作は?

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギは、連作障害が起こりにくい野菜です

 

 

連作障害が起こりにくいと言って、
何年も同じ場所で、タマネギを作り続けると、
病害虫にあいやすく、質や収穫量が落ちてしまいます。

 

タマネギはどれくらいの期間連作が可能なのでしょうか。
連作障害を防ぐには、どのようにしたら良いのでしょう?

 

 

■タマネギ栽培 連作は?

 

1.タマネギを連作できる期間
タマネギは連作障害が比較的出にくい野菜です。
4年くらいは同じ場所で栽培することができます。

 

それ以上同じ場所で栽培を続けると、
何らかの連作による障害が起こる可能性があります。

 

プランターの土をリサイクルして使う場合も同様です。
4年くらい、できれば2~3年で、タマネギを植えた土は処分し、
新しい土に取り換えたほうがよいでしょう。

 

2.連作障害とは
畑の同じ場所で同じ野菜を作り続けていると起こる障害です。
症状は、極端に生長が悪くなる、収穫量が減る、
収穫物の品質が悪くなるなどがあります。

 

また、ネコブセンチュウなどの土壌害虫が発生しやすくなります。
土壌病害も発生しやすくなります。

 

代表的なものに、つる割れ病、萎黄病、根こぶ病、
青枯れ病、そうか病などがあります。

 

 

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プランター栽培でも、用土を換え連作しないほうがよく生長します

 

 

3.連作障害が起こる理由
連作障害が起こる原因は主に3つあります。

 

・土壌の成分の偏りによる障害
野菜には、それぞれ好みの土壌成分と、
あまり好みではない土壌成分があります。

 

同じ畑で栽培を続けていると、その植物が好む成分が少なくなり、
あまり好みではない土壌成分が溜まっていきます。

 

特定の成分というのは、土壌の微量成分の事で、
肥料に含まれる窒素・リン酸・カリではありません。

 

マンガン・ほう酸・鉄・銅などで、大変微量なのですが、
植物にとってはそのバランスはとても大切なものです。

 

連作障害を防ぐために、
元肥や追肥で栄養成分を補うことはできないのです。 

 

・特定の土壌害虫や土壌病害の発生
害虫の中には、特定の野菜に集まって行く習性のものがあります。
病気にも、その野菜特有の病気があります。

 

同じ土で育てていると、それだけ害虫や病気が集まりやすくなります。
タマネギの連作で起こりやすい病気には、
軟腐病・乾腐病・小菌核病・黒斑病・紅色根腐病があります。

 

・植物の根から発生する毒素の蓄積
植物は、自分が生き残るために、
他の植物の生長を阻害する毒素を根から出しています。

 

同じ土壌で同じ植物を栽培すると、特有の毒素が用土に溜まります。
毒素が溜まりすぎると、
毒素を出していた植物にも悪い影響が出てくるのです。

 

 

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美味しくたくさん収穫したいですね

 

 

4.連作障害を防ぐ方法
・土壌成分の偏りへの対策
完熟堆肥をたくさん施しよく耕します。
土壌の微生物を増やし元気にすることで、土壌改良ができます。

 

・病害虫への対策
土壌を殺菌して、土の中の病原菌を殺してしまうことができます。
タマネギを植える前の夏の暑い時期に、
タマネギを植える予定の場所に黒マルチを張っておきます。
土壌の温度が高くなり、病害虫が死滅してしまいます。

 

・植物の根から発生する毒素への対策
畑を耕す時に木炭など多孔性の物質を投入します。
多孔性の物質が毒素を吸着してくれ、

土中の毒素量を少なくし連作障害を抑えてくれます。

 

タマネギを植える前に畑の土を水で満たすのも効果的です。
水を溜めると、土中の毒素を少なくすることができます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギが大きくならない原因は?

読了までの目安時間:約 7分

 

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タマネギが大きくならない原因は、
株間の狭さや肥料切れなどいくつかの理由があります

 

 

せっかくタマネギを育てるのであれば、
ぷっくりと大きなタマネギに育てたいですね。

 

気をつけなければいけないポイントを知っていると、
失敗なく大きなタマネギを育てることができます。

 

 

■タマネギが大きくならない原因は?

 

1.品種選びが不適切
タマネギは、それぞれの品種によって、
鱗葉が肥大するのに適した気温や日長時間があります。

 

なので、住んでいる地域に適した品種のタマネギを、
しっかり選ばなければ、大きくなりにくいのです。

 

2.苗の大きさが適切ではない
タマネギは、苗選びが栽培の鍵を握っているといっても良いでしょう。

細い苗を植え付けると、タマネギは大きくなりません。
それどころか、冬の間に枯れて消えてしまうこともあります。

 

太い苗がよいというわけでもありません。
苗が太すぎるととう立ちしたり、分球したりし、
タマネギが大きくならない可能性があります。

 

タマネギの苗は直径が5~7㎜くらい、
長さが20㎝~25㎝のものを選びます。

 

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良い苗と悪い苗

 

 

また、植え付け時には苗の大きさを分類し、
同じ大きさの苗にそろえて植えると競争してよく育ちます。 

 

大きな苗と小さな苗と混ぜて植えてしまうと、
小さな苗が負けてしまい育たなくなることがあります。

 

3.植え付け時期が遅い
タマネギの苗の植え付けは11月ごろ行います。
植え付け後、寒くなるまでに根をしっかりと張らせ、
葉を育てて葉の枚数を確保しておく必要があります。

 

植え付け時期が遅くなると葉が充分な大きさに育つ前に、
霜が降り、葉が育たなくなります。

 

葉が元気に育っていなければ、
春にタマネギが充分肥大するための光合成が難しくなります。

 

4.株間が狭い
タマネギの大きさは株間の取り方で変わってきます。
タマネギの株間は10㎝~15㎝必要です。

 

株間が狭いとタマネギ同士がぶつかりあってしまい、
大きく育つことができなくなります。

 

5月ごろのタマネギが大きく肥大する時期に、
株が混み合っていたら、思い切って間引いて株間をあけます。

 

株間が開くと、タマネギは伸び伸びと大きく育つことができます。
抜き取ったタマネギは葉タマネギとして食べることができます。

 

 

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株間はしっかりとります

 

 

5.土壌成分が合わない
タマネギは酸性の土壌が苦手です。
タマネギを植え付ける前に苦土石灰を施して、
土壌の酸性度を中和しておく必要があります。

 

酸性の土壌で玉ねぎを育てると、
根の発育が悪くなり、タマネギが大きくなりません。

 

6.肥料が足りない
タマネギは、たいへん肥料を好む野菜です。

タマネギの種を播き、芽が出そろったら、
2週間おきに化成肥料を追肥していきます。 

 

液肥を与えるのであれば、毎週与えても良いでしょう。
追肥が足りないと、とう立ちしてタマネギが肥大できなくなります。

 

ただし、3月中旬以降は肥料を与えないようにします。
球の肥大が始まってから肥料を与えると、
タマネギが腐りやすくなり味も落ちてしまいます。

 

7.雑草が生えている
タマネギの周囲に雑草が生えていると、
タマネギは雑草に負けて生長が悪くなります。

 

雑草が生えていると病害虫も発生しやすくなります。
タマネギの雑草の管理はマメに行います。

 

雑草を抜いた後の畑は土が掘り起こされて柔らかくなり、
肥料が浸透しやすくなるので一挙両得です。

 

追肥を与える時に雑草を抜くことを習慣にするとよいでしょう。
大きな畑では、バサグラン液剤、アクチノール乳剤、
ホーネスト液剤など除草剤を用いることもできます。

 

 

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8.とう立ちした
タマネギ栽培の失敗で一番多いのがとう立ちです。
とう立ちとは、ネギ坊主が生えてしまうことです。

 

とう立ちはいくつかの原因によっておこります。

種を播く時期が早すぎると、
寒くなる前にタマネギが大きく育ちすぎてしまいます。

 

大きく育ちすぎた状態で冬の寒さに当たると、
花芽ができやすくなります。 

 

肥料は、多すぎても少なすぎてもとう立ちの原因になります。
大きく育てたいと思うあまりに、窒素成分が多い肥料を与えると、
冬前に大きく育ちすぎてとう立ちします。

 

暖冬で、冬に生長し続けて株が大きく育つと、
寒波が来て低温になった時にとう立ちしやすくなります。

 

とう立ちを防ぐには、冬の低温前に、
適度な大きさにタマネギを育てるようにします。

 

9.収穫が早い
タマネギは生育期間が長い野菜です。
5月になるとタマネギの肥大が始まります。

 

充分に大きくなる前に収穫してしまい、
掘り上げると思ったよりも小さかったということがあります。

 

タマネギの収穫は、葉が倒れてから5~6日後に行います。
収穫適期に収穫できるよう、よく観察し試掘りもしてみます。 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売

 

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タマネギ栽培 Q&A

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