あまがし2号

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あまがし2号

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あまがし2号

 

 

あまがし2号は、ナント育苗から販売されている中晩生品種で、
病害虫にも強く作りやすい品種です。

 

あまがし2号の特徴や育て方をご紹介します。

 

 

[あまがし2号]

 

 

■あまがし2号の特徴

 

・熟期は中晩生
中間地で11月に植え付け、暖地では12月までに植え付けすれば、
5月下旬から6月上旬に収穫ができます。

 

熟期は中晩生になります。
栽培適地ですが、ナント育苗では中間地または暖地での栽培を推奨していて、
雪が積もるような冷涼地には不向きです。

 

・吊り玉貯蔵で2月まで貯蔵ができる
中晩生品種は貯蔵が長いことが特徴ですが、
あまがし2号も貯蔵性が良いです。
吊り玉貯蔵をすると、6月に収穫した後、翌年の2月まで貯蔵ができます。

 

・草勢は強く、病害に強い
生育は旺盛で、肥大性も良いです。
灰色腐敗病やべと病などの病害に対して強く、育てやすいです。

 

・1玉350gくらいに揃う
タマネギの中でも大玉になり、350gくらいになります。
形は甲高で、形と大きさともに揃いが良いです。

 

 

■あまがし2号の栽培のコツ

 

・適期の種まき、適期の植え付けを
どのタマネギも同じように早まきを避けて適期に行います。
中間地で9月中、暖地で10月上旬までには種まきをします。
苗を大きくしないようにし、中苗を育て、植え付けます。

 

植え付けは中間地で11月中旬、暖地で12月上旬までには植え付けます。
遅い植え付けは失敗の原因になります。

 

・元肥は控えめに
草勢が強い品種なので、元肥は控えめにします。
肥料が多すぎるとトウ立ちや腐敗の原因になります。
基本量の8割程度くらいが目安です。

 

・貯蔵目的なら密植を
元々貯蔵性が良い品種ですが、より長く貯蔵したい場合には、
肥料は控えめ、密植し中玉サイズに仕上げることで貯蔵性が良くなります。

 

・収穫は5月から6月
収穫は倒伏後に行います。
中間地で5月終わりから6月上旬頃、暖地なら6月初旬までには収穫ができます。

 

吊り玉貯蔵をする場合、早めに収穫したほうが貯蔵性が良いです。
密植栽培と組み合わせればより長持ちします。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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