オホーツク222

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オホーツク222

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オホーツク222 C)釧路丹頂商店

 

 

オホーツク222は北海道で育てられているタマネギ品種で、
早生系の黄タマネギで、オホーツク1号よりも貯蔵性が良いです。

 

種は主に北海道で販売されており、本州では種の入手がやや難しいです。

オホーツク222の特徴や栽培のコツをご紹介します。

[オホーツク222]七宝交配

 

 

■オホーツク222の特徴

 

・北海道、冷涼地向けの早生品種
オホーツク222はオホーツク1号の改良品種で、
北海道や冷涼地で栽培できる春まき栽培に適しています。
3月~4月から栽培を始、9月頃に収穫できる早生品種です。

 

・球品質が優れる
球締まりがよく、タマネギの芯がずれてしまう芯ずれや、
内部で分球する抱き球の発生が特に少ないです。
また、軟腐病への耐性が優れ、トウ立ちもしにくいです。

 

・オホーツク1号と同等の貯蔵性
オホーツク1号は早生品種ながら貯蔵性がよく、
収穫後翌年の5月まで貯蔵が可能で、
改良品種であるオホーツク222も同様に長期の貯蔵ができます。

 

・早期の植え付けが可能
春まき栽培は4月に種まき、5月下旬に植え付ける作型が基本となりますが、
早期の植え付けが可能なので、1月~2月、または3月に種をまき、
4月下旬に植え付ける作型も可能です。

 

早期春まきの場合、寒い時期の種まきになるので、
ハウスやトンネルなど保温や加温ができる環境が必要になります。

 

 

みずみずしく辛みが弱いです オホーツク222 C)若美建設株式会社

 

 

■オホーツク222の栽培のコツ

 

・種まきは3月~4月
春まき栽培では、種まきは3月~4月です。
保温や加温ができる環境があれば、1月~2月の種まきもできます。

 

無い場合は暖かくなってから種まきをします。
植え付けは5月前後です。

 

・べたがけ栽培で生育を促進する
温度が低いと生育がゆっくりなので、
生育促進のために被覆資材でべたがけをすると、生育が良くなります。
使用する被覆資材は不織布がオススメです。

 

・直播き栽培も可能
一般的には種をまき、苗を育て、苗を植え付ける移植栽培が多いですが、
直に種をまき、そのまま育てる直播き栽培も可能です。

 

栽培期間が短いのが特徴で、

温度が上がってから種まきをするので生育が良いです。
被覆資材を使えば、より生育が良くなります。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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