レッドムーン
レッドムーン
レッドムーンは甘みがある大玉の赤タマネギ品種です。
栽培によっては大きく上回る350gの大きさになります。
濃赤色の表皮が特徴的で、貯蔵によっては年内まで貯蔵できる品種です。
レッドムーンの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[レッドムーン]国華園
■レッドムーンの特徴
・5月下旬~6月上旬以降に収穫する中晩生品種
熟期は中晩生の品種で、暖地で5月下旬から収穫ができます。
冷涼地での栽培は難しく、栽培できるのは暖地と中間地です。
中間地では6月上旬頃から収穫ができるようになります。
・栽培によってはより大玉になる
元々、大玉になる品種で300gが平均値です。
栽培によっては大きく上回る350gの大きさになります。
・貯蔵は10月~12月まで可能
貯蔵性が高い品種で、吊り玉貯蔵であれば10月まで貯蔵ができ、
冷蔵貯蔵にすると12月まで貯蔵ができ、
赤タマネギ品種の中で特に貯蔵性が高い品種の一つです。
冷蔵貯蔵にする場合には、8月下旬頃から行うと、12月まで持ちます。
年内いっぱいまで赤タマネギを楽しむことができるのが大きな特徴です。
・甘みがあり、美味しい
辛み、香りがまろやかで食べやすく、
かつ、甘みがあるので生でも美味しく食べることができます。
■レッドムーンの栽培のコツ
・10月下旬頃までに土作りをする
レッドムーンの種は入手が難しいですが、
苗の入手は国華園のオンラインショップから購入可能です。
中間地、暖地の栽培に合わせて発送されるので、
届く前までに土作りをし、届いてすぐに植え付けできるようにしておきます。
・追肥は赤タマネギの基本と同じ
基本的な栽培や追肥の時期は赤タマネギの育て方と同じです。
年内に追肥はせず、年明け後の1月、2月、3月に追肥をします。
3月の追肥は上旬に行い、それ以降、追肥は行わないようにします。
・収穫は5月下旬~6月上旬から開始
中晩生品種なので、少し収穫時期が遅いです。
早ければ5月下旬から収穫ができます。
目安なので、実際の倒伏状況を見てから収穫をします。
収穫後からしばらくは吊り玉で貯蔵しておきます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培