千紅一号
千紅一号
千紅一号は特に大玉になる赤タマネギ品種で、
病害に強く、トウ立ち、分球の心配が少なく育てやすいです。
種は販売されておらず、
苗は国華園のオンラインショップで取り扱いがあります。
千紅一号の特徴や栽培のコツをご紹介します。
[千紅一号]国華園
■千紅一号の特徴
・病害などに強い中晩生品種
各種病気に強く、タマネギ栽培で不安があるトウ立ち、
球が分かれてしまう分球の心配がほとんどありません。
また、中晩生品種ということもあって育てやすい品種の一つです。
・大玉品種でボリューム感がある
数ある赤タマネギ品種で、300gの大玉のものもあります。
千紅一号はそれよりも大きい320gにもなる超大玉品種です。
見た目にボリューム感があり、ずっしりとした重さがあります。
・貯蔵性が高い
赤タマネギは長持ちせず、早いうちに食べきるものが多いです。
千紅一号は貯蔵性が高い品種なので、10月頃まで貯蔵が可能です。
そのため、長く赤タマネギを楽しむことができます。
・生でもおいしい
赤タマネギの魅力はなんといっても生食で食べてもおいしいとことです。
辛み、香りがまろやかでスライスして食べるのが一番美味しいです。
■千紅一号の栽培のコツ
・10月下旬までに土作りを
種が無い分、苗から育てることになります。
そのため、10月下旬の植え付けから栽培がスタートします。
オンラインショップでは中間地や暖地の栽培にあわせて苗が発送されるので、
中間地、暖地の場合はすぐに植え付けができるよう準備をしておきます。
・追肥は年明けから
赤タマネギの基本的な育て方は、年内の追肥を行わず、
追肥は年明けの1月~3月に行います。
月1回を目安に合計3回行います。
・収穫は早くて5月下旬
収穫は、暖地で早くても5月下旬です。
中晩生品種なので、6月上中旬になれば中間地でも収穫ができます。
倒伏の確認してから収穫すれば確実です。
収穫後、10月頃まで貯蔵することができます。
貯蔵は一般的なタマネギと同じように行えば長持ちします。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期