タマネギの水やり
タマネギの水やりは、タマネギを大きく美味しく育てるためにも大切な作業です
タマネギは根が浅く、乾燥にはとても弱い野菜です。
しかし、やみくもに水を与えるだけでもよくありません。
タマネギが元気に育つ水やりの方法を、
分かりやすくご紹介していきます。
タマネギ 肥料
上質のタマネギをたくさん収穫するには、肥料の量と与える時期が大切です
タマネギの栽培では、栽培期間が長いので、
肥料の与え方や量、時期がとても重要になります。
必要なタイミングで肥料を施すことが、
タマネギを健康に育てるコツになります。
タマネギの苗の植え付け=定植時の肥料、
元肥や追肥はどのように施すとよいでしょうか。
タマネギ栽培 用土
タマネギは、それほど用土を選びません
[タマネギ栽培 用土]
タマネギ栽培では、
用土にはあまり神経質になる必要はありません。
タマネギの性質に合わせた用土を用意する必要がありますが、
特別な用土は必要ないです。
タマネギはプランターで栽培することもできます。
畑での栽培、プランターでの栽培では、
土はどのように用意するとよいかをご紹介します。
■タマネギの好む土壌は?
タマネギは連作による障害の少ない野菜です。
しかし、酸性の土壌には弱いので、
植え付け前のphの調整は必要です。
どのような土壌でも育ちますが。早生の品種では、
地温を早く上げる必要があるため砂質土が適しています。
長期間貯蔵したいときは粘土質の土壌が適しています。
粘土質の土壌で育てると、
固くしまった状態で肥大し貯蔵性が高まります。
タマネギは栽培期間が長く、根は浅く張ります。
そのため、乾燥には弱い性質があります。
堆肥を十分に施し、地力のある、
保肥性と保湿性のよい土壌を作ります。
■地植えの用土
植え付けの2週間前には畑の用土を用意しておきます。
苦土石灰を1㎡あたり100g、堆肥を1㎡あたり2~3㎏入れ、
よく混ぜ耕しておきます。
植え付けの1週間前に元肥を施します。
化成肥料を1㎡あたり100~120g入れて土を耕します。
畝は幅90~120㎝で作り、2条仕立てで育てていきます。
プランターでもおいしいタマネギが栽培できます
■プランターの用土
タマネギをプランターで育てるのであれば、
市販の肥料入りの栽培用土を使うと簡単です。
タマネギは連作にも強いので、
古い用土をリサイクルして使うこともできます。
ただし、病気が発生していたり、ネキリムシの発生した土は、
使用しない方が安全です。
古い土を使うのであれば、タマネギは酸性を嫌うので、
苦土石灰を標準プランターで20gほど入れて土を中和させます。
土をふるいにかけてほぐし、通気性をよくした後、
堆肥を半分ほど混ぜておきます。
化成肥料を10リットルあたり10gまぜたものを用土として使用します。
用土は配合してから2週間ほど置いて、
肥料成分が土になじんでから植え付けるのが良いです。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
タマネギ マルチ栽培
タマネギの栽培でマルチを使うのはとても良い方法です
地熱が上がるため大きなタマネギに育ちやすくなります。
また、雑草の管理も大変楽になります。
タマネギ マルチ栽培の長所とマルチの使い方をご紹介します。
タマネギ 3月の肥料
タマネギは栽培期間が長く、肥料をたくさん必要とする野菜です
元肥だけでは肥料成分が足りなくなるため、追肥が肝心です。
一般的に、タマネギの追肥は3回行いますが、
追肥を行う時期は、ほぼ決まっています。
特に3月に行う追肥=(止め肥)が大切な作業です。
時期を間違えると、貯蔵性が悪くなるので注意して与えてください。