タマネギの水やり
タマネギの水やりは、タマネギを大きく美味しく育てるためにも大切な作業です
タマネギは根が浅く、乾燥にはとても弱い野菜です。
しかし、やみくもに水を与えるだけでもよくありません。
タマネギが元気に育つ水やりの方法を、
分かりやすくご紹介していきます。
■タマネギの水やり
・発芽後の水やり
タマネギは種から育て、苗をつくることができます。
丈夫な苗をつくるには、
水やりと温度管理がポイントになります。
タマネギの発芽に適した温度は15~20℃で、
25℃以上の高温では発芽しにくくなります。
秋播きのタマネギは発芽時期には、
まだ日中の気温が高く、乾燥しやすくなります。
そのため、種を播いた後は、種を土で覆い、
十分に水を与えます。
発芽までは不織布やコモで覆い、乾燥を防ぎます。
発芽がそろうまで、土壌の水分を保つことが、
発芽に失敗しないためのコツです。
根付くまでは十分に水やりを
・地植えの水やり
苗を植え付けた後は、根がつくまでは十分に水を与えます。
タマネギは根が浅いため乾燥には弱いです。
しかし、常に畝がぬれているような状態では、
病気にかかりやすくなります。
冬季は基本的には自然の雨水にまかせます。
天候を見て、乾燥しているようであれば水やりを行います。
3月を過ぎて気温が上がり始めたら、水やりの頻度を増やします。
4月下旬からはタマネギが大きく育ち始めます。
この時期には水やりは大切な作業になります。
この段階で水分が足りなくなると、タマネギが大きく育たなくなります。
ただし、気温が上がる時期は病害虫の発生も増えてくる時期です。
過湿になりすぎないように気をつけましょう。
プランターなど容器栽培は、水やりの加減に注意します
・プランターでの水やり
プランターでは、土の量が少ないだけに、
畑よりも頻繁に水を与える必要があります。
基本的には畑と同じで、土が乾いたらたっぷりと与えます。
常にプランターの土が水浸しになっているような状態は避け、
乾いたらプランターの底から水が流れ出るくらい水を与えます。
タマネギが肥大し始める4月下旬からは、
特に水切れに注意が必要です。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期