タマネギ苗 根を切る

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タマネギ苗 根を切る

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入手苗、切るかどうか迷っています

 

 

タマネギの苗を植え付ける時、苗の根はそのまま植えることが多いです。
けれど、根を切って植えた方が、都合が良い場合もあります。

 

タマネギにとって、根は生育するためにとても大切な器官です。
一般的に考えれば、根はできるだけ切らない方が良いように思えます。

 

では、タマネギ苗の根は、切った方が良いのでしょうか、
それとも切らない方が良いのでしょうか。

 

 

[タマネギ苗 根を切る]

 

 

■根を切らない利点

 

自分で育苗した場合も、購入した苗を植え付ける場合も、
根をいじらずにそのままの状態で植え付けるのが一般的です。

根を切らずにそのまま植え付ける時のメリットはいくつかあります。

 

・植え傷みが少ない
根をいじらないため、植え付ける時の苗へのダメージが少なくて済みます。

 

タマネギは丈夫な野菜ですが、小さな苗のうちに大きなダメージを受けると、
そのまま傷みが進んで枯れたり、回復に時間がかかりすぎてしまし、
生育が悪いまま収穫に至ることがあります。

 

根を切らないということは、根を傷つけずに植えるということです。
根を傷つけなければ、植え付け時のダメージが極力抑えられます。

 

・根付きが早い
植え傷みと同じ要領で、根を切っていないために、
切った時に比べて根付きが早いという長所があります。

 

タマネギ栽培初心者の方などは、ひょろひょろとした苗が植え付け後、
シャッキリとしてくるまで不安になることも多いでしょう。

 

根付きが早いことで、不安も早く解消されますし、冬までの生育も期待できます。

 

◎根を切らない時の注意点
根を切らずに植え付ける場合でも、やはり注意は必要です。
タマネギ苗の根は、時折ものすごく長いことがあります。

 

それをうまく植え付けることができれば良いのですが、
植え穴が浅いと、植え付けた後、根が地上に出てしまうことがあります。

 

根は下に向かって伸びる性質があるため、上向きの状態だと生育が悪くなりますし、
露出していることで傷む可能性があります。

 

植え付ける時には、

根が下に向かって伸びるよう、外に出ないように注意します。

 

 

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苗の切り方と利点

 

 

■根を切る利点

 

植え付け時には根を傷めないよう、切れないように注意することが多いです。
根を切る場合は、1~5㎝を残して切ります。
まだタマネギ栽培に慣れていない場合は、3㎝は残したほうが良いです。 

 

そんな中で、わざわざ根を切って植え付けるというのは、少々勇気が必要です。
特に初心者の方にとっては、思い切りが必要でしょう。

 

タマネギの以外の植物でも、トマトやナスの根切を推奨する方がいます。
根を切って植え付けることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・植え付けがしやすい
タマネギ苗の中には、根が立派に育ちすぎていて、少々長すぎることがあります。
長い根は、そのまま植え付けると植え付けにくく、作業効率が悪くなります。

 

しかも、きちんと地下に根がおさまらず、地上に出ることも少なくありません。
そんな時に、根を切って定植すると、根の長さが整理されるので、
とても植え付けやすくなります。

 

すべての苗の根を同じ長さに揃えれば、植え付ける時の作業効率が良くなります。
また、地上部に根が出てしまうことも防げます。 

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・球の大きさが揃いやすい
苗の根を同じくらいの長さに揃えるということは、
すべての苗が同じくらいの条件で生育のスタートをするということです。

 

生育スタートが同じなら、生育が揃いやすくなり、

最終的に収穫する時には、球が同じくらいに揃いやすくなります。

 

家庭菜園では、収穫したタマネギに大小があっても特に気になりませんが、
大きさがそろっている方が使いやすいということもあるでしょう。

 

サイズごとに価格の変わる農家であれば、
できるだけ大きく揃っていた方が価格が安定します。

 

・新しい根が出やすい
根を切った苗を植え付けた場合、一度根を切ってしまっているため、
根を切らずに植え付けた時に比べ、根付くのは少し遅れます。

 

しかし、根を切ると新しい根の発生を促す効果があると考えられています。

新しい根が発生しやすいということは、根付いた後の根量が、
根を切らずに植え付けた時よりも多くなるため、生育が良くなります。

 

 

根を切る場合、植え付け適期を守ることが特に大切です

 

 

◎根を切る時の注意点
根を切ってから定植する場合、いくらでも根を切っていいと勘違いすることがありますが、
決してそうではありません。

 

あまりに根を多く切りすぎると、苗へのダメージが強すぎてしまい、
そのまま枯れることも多くなります。

 

すべての苗が枯れるわけでなくても、欠株が多くなり、
その分植え直しの手間もかかり、植え直しをした部分の生育は他と揃いません。

 

また、根を切ってから植え付ける場合、植え傷みとは少し異なりますが、
再び根を発生させて根付くまでに時間がかかるため、植え付けの時期には注意します。

 

適期よりも遅く植え付けてしまうと、根付くのが遅いため、
寒さに耐えられるまで生長できない可能性が出てきます。

 

また、通常よりも根が短くなっているので、植え付けた時の根の深さが浅くなります。
風による倒伏の可能性が高くなるのと、乾燥に弱くなるので、防風対策を行い、
土が乾燥しないように注意します。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ 苗の植え方
・ホームタマネギの栽培



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タマネギ 種苗

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