チャージ
チャージ
チャージは、4月下旬~5月上旬に収穫できる、
極早生種のタマネギに分類されます。
他にも、早生種、極早生種のタマネギはいくつかありますが、
他の早生品種よりも遅くまくことができ、育苗も約50日くらいです。
早く収穫できるので、作りやすく、
家庭菜園に向いている人気品種の一つです。
[チャージ]
■チャージの特徴
・肥大が早い
4月下旬頃より収穫できるタマネギですが、
玉太りも良く、収量性が高くおすすめです。
球に近くまんまると太ったタマネギは、
形も抜群で、玉揃いも良く、食味も優れています。
・丈夫で育てやすい
灰色腐敗病など、タマネギがかかりやすい病気になりにくい特徴があります。
生育も旺盛なので、栽培難易度は低く、
初めてタマネギを栽培する方にもおすすめできる品種です。
・チャージⅡとの比較
チャージも、チャージⅡも同じ極早生種ですが、
チャージⅡと比べて玉の揃いが良いので、
見た目が、とても綺麗なタマネギを収穫できます。
他には、スーパーソニアや、マッハなどの品種が同じ極早生種です。
■チャージの栽培のコツ
・種まきの適期
中間地で露地栽培する場合、9月中旬頃、
暖地ならば、その一週間後が適期です。
マルチングをする場合は、
それぞれ一週間くらい遅れて栽培を開始します。
・収穫の適期
チャージの魅力はやはり、早い時期の収穫ができることです。
極早生種の場合、4月下旬~5月上旬頃には収穫して、
美味しい新タマネギを食卓に並べることができます。
チャージだけに限りませんが、
極早生種のタマネギは貯蔵に不向きな品種なので、
食べる分だけを少しずつ収穫していくのがおすすめです。
・病害虫
チャージは病気に強い品種です。
加えて、極早生種は晩生種と比べ、
病気にかかりやすい気候になる前に収穫できるため、
無農薬野菜としても収穫することができます。
完全無農薬の栽培に挑戦できる品種なので試してみてください。
チャージは、やわらかいうちに収穫すれば、タマネギ独特の癖も少なく、
オニオンスライスサラダなどの生食も美味しく食べられます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培