タマネギ 栽培

タマネギ栽培.com

甲高ルージュ

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク


koudakarujyu
甲高ルージュ(こうだかるーじゅ)

 

 

松島交配から販売されているタマネギで、2013年に発表された新しい品種です。

 

 

[甲高ルージュ]

 

 

■甲高ルージュの特徴

 

・赤タマネギ
ルージュ、と名前がついているように、赤タマネギです。

 

以前は「ルージュ玉ねぎ」という名前で販売されていましたが、
「甲高ルージュ」に改名されました。

 

赤タマネギはどちらかというと生食に適しています。
火を通すと赤色が抜けてしまうので、鮮やかな色を生かせる生食がオススメです。
また、この甲高ルージュは辛味が少なく、甘みがある品種です。

 

・晩生品種で貯蔵性が良い
この品種は晩生品種です。
晩生品種特有の貯蔵性が良く、吊り貯蔵で1月末までの貯蔵が可能です。

 

・大きさは大玉で甲高
大きさは300g~350gになり、形は甲高です。
また、周りだけではなく、内部まで赤色の着色が良いです。

 

 

tamanegi-5

甲高ルージュは、貯蔵性に優れています

 

 

■甲高ルージュの栽培のコツ

 

・種まきから植え付けまで
一般的なタマネギと同じように苗作りをします。
種まきは気候に合った時期に行うようにします。

 

育苗期間は約55日を目安にして、日当たりが良く、
排水性、保水性がある土に植えつけるようにしてください。

 

・高冷地、冷涼地で栽培する場合
甲高ルージュの基本的な栽培は、普通のタマネギと変わりません。
特に冷える地域、霜柱などが出来る地域では、霜柱ができる時期になったら、
タマネギの根元を踏むことで霜柱によって苗が持ち上がることを防ぐことができます。

 

・元肥と追肥
一般的な元肥で栽培すれば大玉になりますが、貯蔵性を高めたい場合には
やや少なめにし、中玉くらいに仕上げるようにします。

 

甲高ルージュの追肥は定植後約3週間くらいで一度追肥をして、
3月上旬頃にもう一度追肥をするようにしましょう。

 

この時、追肥は遅れないようにすることと、土寄せも同時に行うのが良いです。

 

・収穫時期
甲高ルージュは、4月~5月、高冷地で6月くらいが収穫時期です。
目安ですので、実際の倒伏の状況を見て収穫するようにします。
収穫後は風通しの良い場所で吊り貯蔵をすると貯蔵性が高まります。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

タグ :

タマネギ 品種