タマネギ 栽培

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錦毬

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kinkyu

錦毬

 

 

タマネギの錦毬(キンキュウ)はカネコ種苗から販売されていて、
ゴールデンウィークの時期に収穫できる品種です。

 

 

[錦毬]

 

■錦毬の特徴

 

・短期貯蔵が可能な早生品種
早生品種ですので、早くからの収穫に向いています。
貯蔵には不向きですが、一ヶ月程度の短期貯蔵なら可能です。

 

・大玉品種
早生品種には珍しい大玉のタマネギです。
同じくカネコ種苗から販売されている浜育と同じくらい大きく、
大きさは300g~320gくらいになり、収量が多いです。
形は甲高で美しい丸玉になり、揃いも良いです。

 

・作りやすく家庭菜園にもピッタリ
この錦毬は草勢が強く、生育も旺盛ですので、病気にも強い品種です。
裂球や分球、トウ立ちが起こりにくいので育てやすいです。

 

・料理の幅が広い
収穫してすぐに食べる場合は薄く切り、サラダとして食べるのも良いですが、
サラダ以外には炒め物などにも向いていて、
特に、タマネギを煮るような料理にしても美味しい品種です。

 

 

paeria

サラダから、炒め物、煮込み料理など大活躍してくれます

 

 

■錦毬の栽培のコツ

 

・種まきと苗作り
極端な早まきを避けて暖地、中間地ともに9月半ば頃を目安に種まきをしてください。
苗床にはチッソ分を控えめにし、リン酸、カリが効くようにします。

 

チッソ分が多いと大きい苗に育ってしまいます。
大きい苗にしてしまうと、分球、トウ立ちが起こりやすくなります。

 

種まきをして50日~60日が植え付けの時期になります。
10月終わりから11月上旬が目安になります。
植え付けが遅くなる場合は、マルチを使うと良いです。

 

・元肥と追肥
元肥はリン酸とカリを多めにしてください。
追肥は2回~3回行いますが、草勢に応じて追肥するようにします。
年明けの1月頃の肥料切れ、乾燥には注意し、乾きに応じて水やりをします。

 

・収穫時期
暖地、中間地ともに早ければ4月下旬から、
だいたいゴールデンウィーク頃には収穫ができます。

 

収穫してから一ヶ月程度は貯蔵ができますので、
風通しの良い場所で貯蔵するようにしてください。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ 苗の植え方
・ホームタマネギの栽培
・タマネギ 肥料

 

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