タマネギ 栽培

タマネギ栽培.com

タマネギ栽培 おすすめ

読了までの目安時間:約 8分

 

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タマネギはどれも同じと思っていませんか?

 

 

スーパーに並んでいるタマネギでも、実は色々な品種があります。

 

古くから栽培されている固定種から、用途に合わせて改良されたF1種まで、
たくさんの種類が存在します。

 

家庭菜園で育てられるタマネギにも種類があり、
環境や用途によって合うものと合わないものとがあります。

 

それぞれの環境や用途ごとのお勧め品種をご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 おすすめ]

 

 

■地植え向き

 

タマネギを育てる時の基本は、やはり地植えです。
プロの農家とまったく同じところにまで育て上げるのは難しくても、
ある程度のスペースがあればタマネギを育てることはできます。

 

家庭菜園の場合、地植えでは広いスペースがとれないことも多々あります。
狭いスペースの中で、連作障害が出ないように輪作するのも、
手間と体力が必要で、なかなか難しいですね。

 

タマネギは連作障害が出にくい野菜ですが、
まったく出ないわけではありません。

 

地植えで育てるのであれば、土壌を消毒しておくことはもちろん、
病気に強くて大きく育つ品種がお勧めです。

 

◎お勧め品種
貴錦、ターボ、パワー、アトン、収太郎、ソニック、O・K黄、ラッキー、泉州中高黄など

 

 

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ソニック

 

 

■容器栽培向き

 

同じ家庭菜園でも、環境によっては地植えができない場合もあります。
マンションなど集合住宅に住んでいると、庭がないことも多いでしょう。

 

そんな時は、プランターや鉢など容器栽培でタマネギを育てることができます。
地植えである露地栽培と容器栽培の違いは、
やはり土の量や育つことのできるスペースです。

 

地植えでは土がある限り、根を広げるスペースが確保できますが、
容器栽培では、決まった容器の中でしか育てません。

 

そのため、あまり小さな容器で育てると、生育が悪くなることがあります。
大玉のタマネギを収穫できると、喜びも格別ですが、
容器栽培をするなら、あまり大きく育つ品種は除外するのが賢明です。

 

球が大きく育つものは、地上部も大きく育つ場合が多く、根張りも広くなります。
その分、植え付け時に株間をきちんととっておく必要があるため、
容器栽培では育てられる株数が少なくなってしまいます。

 

少し小ぶりでも、育てやすく美味で病気に耐性のある品種がお勧めです。

 

◎お勧め品種
チャージ、オメガ、ケルたま、ネオアースなど

 

 

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オメガ

 

 

■暖地向き

 

タマネギはどちらかというと温暖地を好む野菜です。
冬の寒さが少し苦手で、苗が小さいと冷害を受けて枯れるともあります。

 

中でも秋に植え付けをして春に収穫を行う早生品種などは、
暖地の方が育てやすいことが多いです。

 

暖地では、秋に植え付けを行う場合、基本的にどの品種でも育てられます。
また、淡路や泉州方面の固定種となっている品種は、
気候が似ているため育てやすいです。

 

◎お勧め品種
スーパーハイゴールド、ケルたま、泉州黄、マッハ、O・P黄など

 

 

■寒冷地向き

 

タマネギは寒さに弱く、寒冷地での露地栽培にはあまり向きません。
積雪しない程度の寒さであれば、マルチなどの保温をすることで、
露地栽培も可能になりますが、積雪する地域では難しくなります。

 

寒さにあまり強くないタマネギでも、寒冷地での品種改良が進みました。
寒冷地でタマネギ栽培するのであれば、
寒冷地に向いた品種を育てるのが、成功の第一歩です。

 

◎お勧め品種
札幌黄、O・L黄、ウルフ、スーパー北もみじなど

 

………………………………………………………………………………

 

 

Jet ball

ジェットボール

 

 

■生食向き

 

収穫直後のフレッシュな味わいをたくさん味わいたいのであれば、
生食向きの品種を育てるのがお勧めです。

 

生で食べても甘みが強く、
水分をたっぷりと含んでいてシャキッとした食感がたまりません。

 

辛みが少ないので水にさらす必要がなく、
タマネギの味が薄くならないのも嬉しいところです。

 

生食向きの品種は、あまり日持ちしない品種が多いので、
貯蔵したい場合、貯蔵向きと生食向きの品種の両方を育てておくと、
長く自家製のタマネギを楽しめます。

 

◎お勧め品種
ジェットボール、スーパーハイゴールド、サラダたまねぎ、アサヒ甘玉、ホワイトベアーなど

 

 

■貯蔵向き

 

タマネギは様々な料理に使うことができます。
生食はもちろん、薬味やドレッシング、煮込み料理まで楽しめます。

 

世界中にタマネギが広まっているため、
世界各国の料理にもタマネギ料理がたくさんあります。

 

そんなタマネギなので、常備しておくととても便利です。
できるだけ長い期間貯蔵できる品種を選ぶことで、
自分で育てたタマネギを長く楽しむことができます。

 

貯蔵期間は品種によって差がありますが、
湿度の低い涼しい場所で管理するのが鉄則です。

 

◎お勧め品種
ネオアース、ノンクーラー、もみじ3号など

 

 

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湘南レッド

 

 

■赤タマネギ

タマネギといえば皮をむくと白いものを思い浮かべますが、
赤~赤紫色をしたタマネギもあります。

 

火を通すと色が抜けるため、生食が基本となります。
色が鮮やかなので、サラダやドレッシングにするととてもキレイです。
お刺身などの添え物にしても素敵です。

 

◎お勧め品種
猩々赤、湘南レッド、アーリーレッド、甲高ルージュなど

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ 品種

タマネギ栽培 割れる

読了までの目安時間:約 5分

 

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球割れしたタマネギ

 

 

タマネギを育てていると、いつの間にか分球し、
球の部分が割れていることがあります。

 

表面上は1個の球に見えていても、
皮を剥くと2つに割れていることもあります。

 

割れていても、傷みがなければ、
そのまま普通のタマネギと同様に料理に使うことができます。

 

ただし、表面の皮のように茶色っぽく変色している部分が多かったり、
硬い部分が多かったりして、可食部分が減ってしまうことが多いです。

 

同じように育てていても、球が割れてしまう年とそうでない年もあります。
なぜタマネギが割れてしまうのでしょうか。
タマネギの球割れを防ぐ方法もご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 割れる]

 

 

■タマネギが割れる原因

 

タマネギが割れてしまうのは、
冬になる前に大きく育ってしまうのが原因であることが多いです。

 

大きく育ってしまうことで、タマネギが分球し、
その分球したものがそれぞれで大きくなり、割れた状態で育ちます。

 

タマネギ栽培の難しいところは、冬前にちょうどよいサイズに育てることです。
小さすぎると寒さに当たって弱り、大き過ぎると球が割れる原因となります。

 

タマネギが冬前に大きく育ちすぎてしまう原因は、以下の通りです。

 

1.種播きが早い
種蒔きが早いと、それだけ早く大きくなります。
つまり、育苗している株が全体的に大きくなってしまいます。

 

一般的に植物の苗を選ぶ時、苗は大きく立派なものを選ぶ傾向にあります。
ところが、タマネギの場合は大き過ぎるものは良くありません。

 

定植する時に大苗だと、植え付け後もすくすくと育ち、冬前に大きく育ちます。
種播きの時期は、品種によって少しずつ異なるので、
必ず種袋に記載されている時期を確認しておきます。

 

適期よりも早く種を播くと苗が大きく育ってしまい、
遅れると苗が小さくなるので、適期を守るようにしましょう。
>>タマネギ 苗の作り方

 

 

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購入苗を、さらに太さが同程度の苗に分けて植え付けます

 

 

2.苗が太い
種から育てない場合、ホームセンターなどの園芸コーナーで苗を購入します。
タマネギの苗は何十本も束になって売られていることが多く、
その中でどれを選べばよいのか迷います。

 

束になった苗が並んでいる中で、

 

・太い苗が多い束
・中くらいの苗が多い束
・細い苗が多い束

 

があったら、どれを選びますか?

 

太い苗が多い方が、元気に育っているように見えるので、選びたくなりますね。
実際、太く育っている苗の方が立派で見栄えもしますし、
植え付けた後も元気に育ってくれそうです。

 

ところが、タマネギは、冬になる前に大きく育ちすぎると、
球割れしやすくなるため、太すぎる苗は避けるようにします。

 

しかし、細い苗ばかりの束を選ぶと、冷害を受けやすいのでお勧めできません。
一番良いのは、5mm~6mmくらいの揃った太さの苗が多い束です。

 

苗の根に近い白い部分が、緑の葉の部分に比べて膨らみ太い苗は、
球割れの可能性が高くなるので避けるようにしましょう。
>>タマネギの苗の選び方

 

3.気候の影響
種蒔きも適期に行い、苗も適正サイズを選んで植え付けたにも関わらず、
球割れを起こすことがあります。

 

そういった場合のほとんどが、気候が原因です。
暖冬などで本格的に寒くなるまでの期間が長かったり、
暖かい時期が長く続き、急激に気温が下がった年などは、球割れが多くなります。

>>タマネギ苗を各種見てみる

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 消毒

読了までの目安時間:約 4分

 

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タマネギは比較的病害虫に強い野菜です

 

 

けれど、毎年タマネギを栽培している場合や、
過去に病害虫にかかったことがある場合は要注意です。

 

基本的には土を消毒しなくても育てることもできますが、
土壌消毒をすることで、病気にかかるリスクを下げることができます。

 

 

[タマネギ栽培 消毒]

 

 

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プランターの土も一回乾かしてふるいにかけて黒ビニールに入れ、

水を含ませてコンクリの上に1週間置くだけで殺菌されます、
新しい土を三分の一加えると良い用土になります

 

 

■熱消毒

 

タマネギを植える前に、熱消毒をしておくのがお勧めです。
熱消毒をすることによって、土の中に潜んでいる菌を減らすことができます。

 

特に、過去ベト病にかかった場所では、熱消毒をしておいた方が良いでしょう。
タマネギ栽培に限らず、熱消毒をしておくことで、色々な病気の菌を減らせます。

 

熱消毒はとても簡単なので、夏の間にぜひ行っておきましょう。
露地栽培をする場合だけでなく、プランター栽培をする場合も、
古土を再生して使うのであれば、事前に熱消毒しておきます。

 

猛暑に土に上に黒マルチや黒いビニール袋を開いたものを敷き、
中が高温になるようにしておきます。
こうしておくだけで、しばらくすれば熱消毒によって殺菌されます。

 

プランターなどで使った古土の場合は、透明や黒のビニール袋に入れて、
口を軽く縛って水分を加え、日向に置いておく方法もあります。

 

 

■水消毒

 

水による消毒は、ただ水をかけるだけでなく、
一定期間中、ずっと水に浸しておく方法です。

 

一般的な畑や庭ではあまり使われることはない方法です。
タマネギと稲の両方育てている場所であれば、

 

稲作をしている間は灌水状態となるので、
水による消毒も自動的にできているというわけです。

 

 

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バスアミド微粒剤

 

 

■薬剤による消毒

 

毎年同じ場所でタマネギを栽培する場合は、
連作障害が起きやすくなるため、消毒は不可欠です。

 

熱や水だけでなく、もちろん薬剤を使っての消毒も可能です。
バスアミド微粒剤やガスタード微粒剤を使って消毒を行います。

 

ただ、薬剤を使っての消毒は少々大がかりになり、手間もかかります。
一般家庭の庭クラスであれば、薬剤を使っての消毒よりも、
太陽光を使って熱消毒を行いつつ、栽培場所を少し移動するのが良いです。

 

タマネギ用の土を薬剤を使用して消毒した場合は、
発生して土に残っているガスを必ず十分に抜くようにします。

 

ガスが残っていると、タマネギの生育に影響が出ます。
ガス抜きを数回行った後、消毒を行った土を使って発芽テストをし、
ガスが完全に抜けていることをチェックしておきます。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 坊主

読了までの目安時間:約 6分

 

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タマネギのネギ坊主

 

 

タマネギの苗やホームタマネギを秋に植え付けて栽培すると、
春にネギ坊主のようなものが出てくることがあります。
このネギ坊主のようなものは、タマネギの花です。

 

いわゆるトウ立ち=抽苔(ちゅうだい)をしている状態ですが、
タマネギにとって、トウ立ちはあまり良いものではありません。

 

タマネギにネギ坊主のようなものができると、何が悪いのでしょうか。
また、ネギ坊主ができないよう栽培するには、
どのようにすればよいかをご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 坊主]

 

 

■トウ立ちする原因

 

タマネギにネギ坊主のようなものができてしまうのは、
冬の前に苗が育ちすぎていることが原因です。

 

タマネギの苗を植え付けた場合は、春~初夏に収穫できるものがほとんどで、
ホームタマネギ(オニオンセット)の場合は、上手に育てれば年内収穫もできます。
冬の間、タマネギはあまり生長しません。

 

植え付けから本格的に寒くなるまでにやや生長し、そのままの状態で冬を越します。
そして春になって気温が高くなってくると、また生育を再開します。

 

生育を再開した時、タマネギが育ちすぎていると、
球の肥大に体力を使わず、花を咲かせるトウ立ちに体力を使うようになります。

 

ホームタマネギの場合も、年内収穫できなかった場合、
休眠前に生長しすぎていると、春になってからトウ立ちしやすくなります。

 

 

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ネギのネギ坊主

 

 

■トウ立ちすると何が悪い?

 

タマネギがトウ立ちすると、どのような悪影響があるのでしょうか。
花を咲かせて種を残す=生殖生長は、植物にとってはとても疲れる作業です。

 

生殖成長がスタートするとと栄養成長がストップします。
そして収穫物の茎葉や球が固く食味が悪くなります。

 

つまり開花に体力を使うことで、球の部分を美味しく肥大させる体力が残らず、
小さなタマネギしか収穫できないようになります。

 

また、球の中心から花茎が伸びるため、
皮の中でタマネギが2つに割れてしまい、1かけらがとても小さくなることもあります。

 

タマネギは首がよく締まっているものが貯蔵性も高く、おいしいです。
トウ立ちしてしまうと、首の締まりも悪くなり、
太くなる傾向があるので、貯蔵性も悪くなります。

 

種をとる目的があれば花を咲かせても構いませんが、
F1品種では種をとっても親と同じように育たず、
タマネギとして収穫したい場合は収量が減ることになります。

 

葉が太く多く育っているものがトウ立ちする傾向が強いように感じします。
そういったものは、トウ立ちするために養分を使っているため、
葉タマネギとして食べてもあまりおいしくないことがあります。

 

葉タマネギとして収穫するにしても、球を使うために収穫するにしても、
トウ立ちさせると悪影響が出ます。

 

 

■トウ立ちを防ぐには?

 

トウ立ちを防ぐには、冬前に大きく育ちすぎないようにするのが一番です。
苗を植え付ける場合は、植え付け前に太さによって苗を選別します。

 

苗の太さが1.5cm以上のものはトウ立ちしやすいので外しておきます。
また、苗の太さが5mm以下のものは、
冬の間に凍害・冷害にあいやすくなるので外します。

 

ホームタマネギを育てる場合、年内収穫を目標にするのであれば、
植え付け時期を逃さないように注意します。

 

だいたい8月30日を中心に、前後4日が植え付け適期とされています。
その時期を外すと、年内の収穫が難しくなります。

 

年内に収穫できないと、球の肥大が不十分なまま、冬を越すことになります。
年内目標で植え付けたホームタマネギは、
休眠するまでに大きく育ってしまうため、春にトウ立ちする可能性が高くなります。

 

ホームタマネギを育てる場合でも、春に収穫を目指す場合は、
8月末に植え付けをせずに、10月下旬に植え付けを行うようにします。

 

10月下旬に植え付ければ、休眠前に大きく育たずトウ立ちを防ぐことができます。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 日当たり

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギを立派でおいしいものに育てるためには、
いろいろなポイントやコツがあります

 

 

その中でもやはり重要なのが、日当たりです。
日当たりの良し悪しが生長に影響するのは、タマネギだけではありません。

 

けれどタマネギの場合、日当たりの良い場所で育てた時と、
悪い場所で育てた時の結果は歴然としています。

 

タマネギを日当たりの悪い場所で育てると、
どのような弊害があり、日当たりを確保には、
どのようにすれば良いのでしょう。

 

 

[タマネギ栽培 日当たり]

 

 

■日当たりの重要性

 

タマネギは栽培期間が長いですが、追肥の回数は少ない野菜です。
肥料を多く与えない代わりに、太陽の光を浴び光合成をし養分を蓄えます。

 

タマネギは、じっくりと時間をかけ、たくさんの日光を浴びることで球を肥らせるのですね。
そのため、栽培期間中の日照時間を合計すると、かなり多くなります。

 

1日の日照時間が数時間でも短くなると、それが積もりに積もって、
最終的な日照時間の合計にはかなりの差が生まれます。

 

タマネギ栽培では、できる限り日当たりの良い場所で育てることが、
とても大切なのがよく分かります。

 

半日陰のような、半日以下しか日が当たらない場所では、
収穫の時期になっても球が大きくなっていないことも増えます。

 

最初から小さく収穫するのを目的としていたとしても、
日当たりの良い場所で育てた方が生育は良くなります。

 

タマネギは株間を狭くすることで球の大きさを小さくすることができるので、
同じ小さくそだてるのでも、日当たりは多い方が有利です。

 

 

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プランターなど容器栽培は、容器の場所を日照に合わせて移すと効果があります

 

 

■日当たりが悪いとどうなる?

 

タマネギ栽培で、十分な日当たりが確保できないと、様々な症状が出てきます。
まずは葉の生育が悪くなります。

 

タマネギの葉は、光合成をするための大切な器官です。
葉の生育が悪くなると、光合成して作れる養分の量が少なくなります。

 

それから、株があまり充実しないため、
収穫できたとしても球が小さいままになる場合があります。

 

さらには株が軟弱に育つため、病害虫の被害にあいやすくなります。
収穫した後のタマネギも、締まりが悪く傷みやすいことがあるので、
結果として、日照時間が足りないと、良いことは1つもありません。

 

 

■日当たりを良くする工夫

 

できるだけ日当たりの良い場所で育てたくても、
日光が一日中当たる場所がないということもあります。

 

ベランダや庭の日当たりを観察していると、
日光の当たる場所が移動しているのが分かるかと思います。

 

そんな時は、プランター栽培で育てるのがお勧めです。
タマネギは根が深くないため、プランターなど容器栽培でも育てられます。

 

庭で露地栽培をするスペースがあっても、日照時間が確保できない場合、
プランターなどの容器栽培にして、時間ごとに移動させれば日当たりを確保できます。

 

ベランダ栽培をする場合も同じで、時間帯で日当たりの良い場所が変わる時は、
容器ごと動かして日を当ててあげると、日当たりの悪さを軽減することができます。

 

毎日、移動しなくても、天気の良い日に移してあげれば、
タマネギの生長が格段に良くなりますのでお試しください。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 ベランダ

読了までの目安時間:約 5分

 

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ベランダでもよく育ちます

 

 

タマネギを育ててみたいけれど、
庭がなくて畑を作るのが難しいということがあると思います。

 

けれどタマネギは、地植えでなくても栽培できます。
プランターを使って栽培することもできるので、
ベランダでも育てることが可能です。

 

ベランダでタマネギを育てる場合のコツをご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 ベランダ]

 

 

■品種を選ぶ

 

実はタマネギにもたくさんの品種があります。
極早生や早生のように、早くから収穫できるものや、
中生や晩生で貯蔵性が高いものまで様々です。

 

基本的にはどの品種でも、ベランダでのプランター栽培は可能です。
育て方も基本に準じた方法で問題ありません。

 

ただ、プランターで育てると、
広い畑で育てるほど、たくさんの株数を育てることはできません。

 

できるだけたくさんの株数を収穫したいという場合は、
ミニタマネギ(ペコロス)がお勧めです。

 

ミニタマネギは名前の通り、小さなタマネギです。
球が小さい分、株間が狭くても育てることができるので、
同じサイズのプランターでも育てられる株数が増えます。

 

 

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ミニタマネギ(ペコロス)が育てやすいです

 

 

■日照を確保する

 

タマネギは栽培期間が長い野菜の1つです。
苗を植え付けてから収穫まで、だいたい7ヶ月ほどかかります。

 

この長い栽培期間に、太陽を浴びた量は、タマネギの生育や食味に影響します。
できる限り日当たりの良い場所で育てることで、
大きくて立派なおいしいタマネギを収穫することができます。

 

同じベランダの中であっても、
場所や高さ、角度によって日当たりの具合が変わることがあります。

 

特に周りに高い建物がある場合は、日照時間が変わるので注意が必要です。
タマネギに限らず、ベランダで菜園を作るつもりなのであれば、
一度ベランダの日当たりをチェックしておきましょう。

 

ベランダを囲っている柵や壁の高さや材質によっては、
プランターを少し高い場所に置くと、太陽光がよく当たる場合があります。

 

その場合は、台や棚などの上に、
タマネギを育てているプランターを置くと、日照を確保できます。

 

 

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ミニタマネギの新タマネギ、おいしいです

 

 

■風対策をする

ベランダといっても、どの高さにあるベランダなのかは、それぞれです。
アパートやマンションであっても、1階に住んでいればベランダも低いですし、
高層階に住んでいればそれだけベランダも高い場所になります。

 

高層階になればなるほど、強くなるのが風です。
また、階層が低くても、周りに高い建物があると、
いわゆるビル風が吹きやすい環境なので、時折強い風が吹くことがあります。

 

多少風が吹くぐらいなら問題ありませんが、
台風なみの強い風がしょっちゅう吹く場所や、
突風が吹く場所でタマネギを育てる場合は、工夫が必要です。

 

タマネギの葉は細いので、風の抵抗をあまり受けないように見えますが、
強い風が当たれば葉が折れることもあります。

 

ただ葉が折れ曲がるだけなら良いのですが、
強風に当たると折れた葉がそのままちぎれてしまうことがあります。

 

ちぎれたり傷ついたしまった葉は、病害虫に侵されやすくなりますし、
光合成できる量が減ってしまいます。

 

また、タマネギは葉の高さに比べると根が浅い植物です。
風にあおられると、株全体が倒れてしまい、根が露出することがあります。

 

ベランダでタマネギを育てる時は、
できるだけ突風や強風が吹かない場所を選ぶか作りましょう。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 甘い

読了までの目安時間:約 6分

 

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タマネギ栽培、甘くておいしいタマネギを育てたいですね

 

 

タマネギを植え付けて収穫するまで、
手間はあまりかかりませんが、時間が少しかかります。

 

その長い栽培期間を利用して、
タマネギは球の中にぎゅっと栄養と旨みと甘みと詰め込みます。

 

基本の栽培方法でも、もちろんおいしいタマネギはできます。
さらに、もっと甘く美味しくするためのポイントと、
上級者向けのテクニックの実践法をもご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 甘い]

 

 

1.光合成をたくさんさせる

 

タマネギの栽培期間は、苗の植え付けが11月頃で、
収穫が6月頃になるので、だいたい7ヶ月~8ヶ月ほどになります。

 

種から育苗することを考えれば、10ヶ月近くもかかることになります。
この長い栽培期間の中で、タマネギは根から吸収養分を吸収する他に、
葉で光合成をすることで養分を作って育ちます。

 

この光合成で作られた養分は、旨みや甘みにつながるため、
できるだけ多く光合成させることが、甘いタマネギを育てるコツになります。

 

タマネギが、できるだけたくさん光合成をするためには、
光合成をするための葉と光が必要になります。

 

タマネギの葉は細長く、病害虫によって傷んでしまうと、
葉数が極端に少なくなったりすることがあるため、注意が必要です。

 

できるだけ病害虫に注意し、葉を健全な状態で残す必要があります。
また、光合成するためのもう1つの要素である光ですが、
これは日照時間を確保することで条件を満たすことができます。

 

秋~初夏にかけて栽培するため、
その時期に日当たりが良くなる場所で育てるのがコツです。

 

1日の日照時間が短く、半日陰になるような場所だと、
光を受ける時間が短くなり、光合成があまりできません。

 

タマネギはあまり背丈が高くならないので、
地面に光が当たるような場所で育てるのが理想的です。

 

 

2.トウ立ちさせない

 

タマネギは苗の生育状態によって、春にトウ立ちをして花を咲かせます。
どのような植物でも同じですが、花を咲かせることは、
植物にとってとても体力を消耗するステップです。

 

そのため、トウ立ちしてしまったタマネギは、
不要な体力を消耗して、球の中の旨みや甘みが減ってしまいます。

 

基本通りに育てていれば、トウ立ちすることはあまりないのですが、
苗を植え付ける時の苗選びを間違っていると、トウ立ちの確率が高くなります。

 

苗は太すぎず、細すぎないものを選ぶのがポイントです。
太い苗は、一見すると元気でよさそうに見えますが、
タマネギ栽培ではあまり良くない苗とされます。

 

太い苗は冬になって気温が下がり、生長が止まるまでに大きく育ちます。
冬までに大きく育った苗は、春になって気温が上がってくると、
急激に生育して花茎を伸ばし始めます。

 

良い苗の目安は、長さが20~30㎝くらいで、太さが5~6㎜くらいです。
>>タマネギ 苗の選び方

 

 

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魚粉肥料 C)株式会社京都農販

 

 

3.魚粉肥料を使う

 

上級者向けのテクニックとして、
肥料に魚粉などミネラルやアミノ酸を多く含むものを混ぜる方法があります。

 

タマネギの産地として有名な淡路島では、
台風で海風が強かった年はタマネギが甘くなると言われているそうです。

 

これは海からくる潮風に含まれる塩分が畑に落ち、
土の中のミネラル分が増えることから、タマネギが甘くなるとのことです。

 

これを応用したのが魚粉などのミネラルを含んだ肥料を与える方法です。
ミネラルと同様に、アミノ酸を含んだ土もタマネギ栽培に適しています。

 

ミネラルとアミノ酸を含んだ土から、
肥料成分を根で吸い上げることで、タマネギが甘く育ちます。

 

魚粉肥料は市販されていますし、
ネット通販でも簡単に手に入れることができます。

 

また、タマネギ専用の肥料として販売されているものの中には、
魚粉入りやミネラルとアミノ酸を多く含んだ肥料があります。

 

元肥と追肥の両方に使えるものもあるので、
肥料選びの時にチェックしておくようにしましょう。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 コンパニオンプランツ

読了までの目安時間:約 6分

 

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タマネギ栽培のコンパニオンプランツは?

 

 

タマネギは単体で育てていても育てやすい野菜ですが、
他の植物と合わせて栽培すると、さらに育てやすくなります。

 

混植や近くで育てることで、栽培しやすくなる、
効果のある植物同士のことを、コンパニオンプランツと呼びます。

 

タマネギにはたくさんのコンパニオンプランツがあります。
けれど逆に、一緒に育てると生育が悪くなる植物もあります。

 

タマネギと一緒に植えることで、
タマネギや混植した植物が育てやすくなる植物と、
生育が悪くなる植物をご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 コンパニオンプランツ]

 

 

■タマネギと相性の良い植物

 

タマネギと一緒に植えて育てることで、
お互いの害虫を避けたり、生育を促す作用のある植物をご紹介します。

 

一緒に育てた後、その植物を収穫して食べることができるのが、
コンパニオンプランツの良いところです。

 

 

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・ニンジン
ニンジンとタマネギは、コンパニオンプランツの代表的な組み合わせです。
ニンジンはタマネギの害虫を予防する効果があり、
タマネギはニンジンの根を侵す病気を予防する効果があります。

 

ニンジンの品種によっては、
タマネギの栽培と時期が合わないものがあるので、
できるだけ栽培期間が重なる品種を混植して育てるのがコツです。

 

 

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・カモミール
カモミールも、タマネギの害虫を予防してくれる効果があります。
カモミールは秋に種を播いたり、苗を植え付けたりして育てるので、
タマネギと栽培期間が合います。

 

カモミール自体も、ハーブとしてティーなどに使えますし、
春に咲く花がかわいらしいので、観賞用としても楽しめます。

 

 

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・ホウレンソウ
タマネギとホウレンソウの混植は、
お互いの病害虫を予防してくれる最高の組み合わせです。

 

しかもタマネギとホウレンソウは、必要とする肥料成分が異なるので、
混植していてもお互いの生育を邪魔することがありません。

 

ホウレンソウは冬の間に収穫することができるので、
タマネギの動きが少ない冬の間、
スペースを無駄にせず有効に使える利点もあります。

 

 

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・キュウリ、スイカ、トマト、ナス
キュウリやスイカは、タマネギと混植すると、
ツル割れ病を予防する効果があると言われています。

 

トマトやナスは、タマネギと混植することで害虫予防になります。
ただ、これらの野菜はタマネギと栽培期間がほとんどダブらないので、
混植して育てるのは現実的に難しいです。

 

 

■タマネギと相性の悪い植物

 

タマネギと一緒に植えると、生育が良くなる植物があるのと反対に、
生育が悪くなる植物もあります。

 

こういった植物は、栽培期間がダブルことも多いので、
覚えておくと生育不良を未然に防ぐことができます。

 

 

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・ユリ科の植物
タマネギと同じ、ネギやニンニクなどのユリ科の植物は、
混植や連作するのはあまり良くありません。

 

混植することで、ユリ科特有の成分が発生します。
この成分が、ユリ科の植物の生育を阻害する働きがあります。

 

タマネギやニンニク、ネギなどは、連作障害が少ないと言われますが、
絶対に出ないわけではないので、気をつけます。

 

 

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・マメ科の植物
エンドウやソラマメなどのマメ科の植物は、
根に根粒菌という菌を住まわせる性質があります。

 

この根粒菌は、マメ科の植物に住む場所を提供してもらう代わりに、
窒素を供給します。

 

マメ科の植物の多くは、土地が痩せていても育ちます。
これは根粒菌によって窒素を供給されるためです。

 

むしろ多肥の土、特に窒素が多い土で育てていると、
窒素過多の症状が出やすくなるので、注意が必要です。

 

タマネギとマメ科の植物を一緒に植えると、
タマネギの成分が根粒菌を遠ざけてしまうといわれています。

 

そのため、マメ科の生育が悪くなるので、混植は避けた方が良いでしょう。
プランター栽培などで土が区切られている場合は良いですが、
混植でなくても近くで育てていると、影響が出ることがあります。

 

マメ科とタマネギは、できるだけ離して育てた方が安心です。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 失敗の原因は?

読了までの目安時間:約 8分

 

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タマネギ栽培は、奥深い野菜で、
栽培のポイントを、踏まえないと失敗の源を作りがちです

 

 

タマネギの畑づくり、育苗、植え付け、肥大期、
収穫などで起こりやすい失敗を確認しましょう。

 

この失敗は原因が分かれば予防できます。

 

 

■タマネギ栽培 失敗の原因は?

 

1.品種選び
タマネギには、極早生種・早生種・中生種・中晩生種・晩生種の、
5つの種類があります。

 

 

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品種選びで失敗がほとんどなくなります

 

 

タマネギの球が肥大し始めるのは気温と日長と深い関係が深いです。
例えばタマネギの産地として有名な兵庫県には、中晩生種が適しています。

 

中晩生種の球が肥大を始めるのは、
気温が15℃~20℃、日長が11~11,5時間です。

 

兵庫県では4月下旬にはこの条件に当てはまり、
タマネギの球が肥大し始る時期と合致します。

 

晩生種は20℃~25℃、14,25時間という条件で球が肥大をはじめます。
兵庫県では6月上旬ごろがこの条件に当てはまります。

 

6月上旬ではすぐに気温が25℃を超えるようになります。
これでは、球は十分に肥大することができません。

 

自分が育てる地域の4月~6月の気温と、
タマネギの球が肥大する条件の合った品種を選ぶ必要があるのです。

 

 

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畑やプランターの土づくりは、とっても大切です

 

 

2.畑づくり
タマネギは根が浅く、栽培期間の長い植物です。
根が浅い分乾燥に弱いのですが、
排水が悪いと病害虫の被害にあいやすくなります。

 

元肥が足りないと冬季にチッソ不足になり、とう立ちの原因になります。
畑はよく耕し、リン酸成分がやや多い元肥を施し、
地力と保肥力、保水力の高い畑を作って置きましょう。

 

3.育苗
タマネギは苗を購入して植え付けるか、
小さなタマネギの球を植え付けるホームタマネギを使うと、

育てやすく失敗が少なくて済みます。

 

育苗はタマネギ栽培や家庭菜園の中で最も難しく、
タマネギ栽培の成功の鍵を握るとも言えます。

 

育苗期間は2か月と長く、
この間に適度な大きさに苗をそだてる必要があります。

 

タマネギの発芽に適した温度は18℃で、
25℃以上になると発育が悪くなります。

 

種を播く時期は9月~10月で、残暑の影響を受けやすく、
また乾燥しやすい時期でもあります。

 

種まき後は不織布で覆って高温と保水に努めましょう。
発芽後は、株間を2~3㎝にそろえ、苗の大きさをできるだけ揃えます。

 

 

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苗の選別をていねいにするとよく育ちます

 

 

4.植え付け
植え付け時には、苗の大きさを選別し、
同じような大きさの苗を植え付けるようにします。

 

苗の大きさは本葉が3枚以上で、
葉鞘部の直径が6~8㎜、重さが4~6gの苗を植えます。

 

それ以上大きな苗は分球したりとう立ちして、
タマネギ栽培の失敗の原因になります。

 

小さな苗は冬の間に枯れてしまう可能性があります。
また、大きさをそろえて植え付けなければ、
小さな苗が大きな苗に負けて枯れてしまいます。

 

 

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とう立ちしたタマネギ

 

 

5.茎葉増大期
茎葉増大期には、追肥を怠らないようにします。
追肥を怠ると、冬に肥料切れをお越しとう立ちしやすくなります。

 

また、冬までに充分に根を張っていないと、
タマネギが大きく肥大できません。

 

品種により多少異なりますが、
苗を植え付けてから2週間後の1回目の追肥、
2回目の追肥は1月の中旬に、
3回目の追肥を2月の中旬から3月の上旬に与えます。

 

2月の中旬から3月の上旬の追肥(止め肥)が大切な作業です。

 

追肥の他にタマネギ栽培で大切な作業が雑草の管理です。
畑に雑草が生えているとタマネギの生長が遅れてしまいます。

 

雑草はマメに刈り取るか、
黒マルチを敷いて雑草が生えるのを防ぎましょう。

 

6.肥大期
肥大期、3月下旬ころになると、
タマネギが大きくなって欲しいからと肥料を与えたくなります。

 

しかし、肥大期には追肥は絶対に行ってはいけません。
肥大し始める時期に土壌にチッソ成分が多いと肥大の開始が遅くなります。

 

肥大期の追肥で株の力が弱くなり、病害虫が発生しやすくなります。
また、遅い時期の追肥は、収穫後の貯蔵性を悪くしてしまいます。

 

 

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収穫の目安は葉の倒伏ですが……

 

 

7.収穫
タマネギは葉の倒伏が収穫の目安になります。
タマネギは栽培期間が長く、倒伏したらすぐに収穫作業を行いたくなります。

 

しかし、葉が倒伏した後も、タマネギの球は肥大を続けています。
倒伏してすぐに収穫をすると、
タマネギの球が意外に小さくがっかりとしてしまいます。

 

逆に、葉が倒伏した後も球が肥大することを知っていると、
できるだけ大きくなって欲しいくて収穫を遅らせてしまいたくなります。

 

肥大し続けたタマネギは裂球し、
病原菌が侵入してしまう可能性があります。

 

また、収穫時期は梅雨の直前です。
タマネギの収穫は晴天の続く日がよく、
収穫後も2~3日は畑上で日に当てて乾かしておきたいものです。

 

収穫時期が遅れて雨に当たると、貯蔵性が悪くなってしまいます。
収穫作業は葉が倒伏して1週間後の晴れた日に行いましょう。

 

8.貯蔵
貯蔵には中晩生種がむいています。
それ以外の品種では、長期保存できないので注意が必要です。

 

貯蔵中に腐敗をおこす原因は、
収穫時にすでに病害虫の被害にあっていたことが考えられます。

 

被害にあっていない球も、貯蔵中に発生する灰色腐敗病に注意が必要です。
灰色腐敗病は葉鞘部から病原菌が侵入します。

 

そのため、貯蔵するときはできるだけ、
葉鞘部を早く乾燥させるようにしましょう。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売

・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 おいしく育てるには?

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギ栽培、美味しく育てるコツがあります!

 

 

不味いタマネギができてしまうのは、
栽培過程に何かしらの問題があるからです。

 

タマネギがおいしいものになるように、
タマネギ栽培のポイントを探ってみましょう。

 

 

[タマネギ栽培 おいしく育てるには?]

 

 

1.とう立ちさせない

 

とう立ちとは、タマネギに花芽ができてしまうことです。

とう立ちしてしまうとタマネギの栄養分は花芽の方へ移動してしまい、
タマネギは大きくならず固くなってしまいます。

 

タマネギの球がまだ小さいうちに、
花芽ができてすぐ摘むと影響は少なくて済みます。

 

とう立ちしたタマネギは早めに抜き取り、
葉タマネギとしていただきます。

 

◎とう立ちを起こさないコツは以下の4つです。

・適正な苗を選ぶ
太い苗を植えてしまうと、
冬の寒さにさらされたときに花芽ができやすくなってしまいます。
苗の直径は5~7㎜のものを選びましょう。
>>タマネギ 苗の選び方

 

・水や肥料を適切に与える 
乾燥しすぎてしまったり、肥料が足りない時にも、
花芽分化が起こりやすくなります。

 

・気温に気をつける
低温の気候に長期間さらされても、花芽分化が起こりやすくなります。

 

・生長を早めない
秋の気温が高く、葉が大きく生長しすぎた状態で冬を迎えると、
花芽ができてとう立ちしてしまいます。

 

とう立ちは、苗選びや植え付けの時期に気を付け、
水やりと追肥の時期を間違えないことで防ぐことができます。
しかし、厳冬の影響で花芽ができてしまうことを防ぐのは難しいですね。

 

 

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良い苗を選び大きさを揃えることが大切です

 

 

2.分球させない

 

タマネギを切ると、
中に小さなタマネギが2つできていることがあります。

 

これは、分球と言ってとう立ちと同様に、
植え付ける苗が大きすぎるのが原因です。

 

分球しているタマネギが肥大していくと、
裂球いってタマネギが割れてしまうこともあります。

 

また、チッソ成分が土壌に遅くまで残っていたり、
春先に冷え込むと葉が展開し、タマネギは大きくならなくなります。

 

 

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おいしいタマネギを収穫しましょう!

 

 

3.腐らせない

 

タマネギの外側から見ても分かりませんが、
割ってみると中が腐っていることがあります。

 

外皮をむくと内側に黒いカビが生えていることもあります。
芯腐れ、肌腐れと呼ばれる現象です。

 

臭いがし味もおいしくなくなります。
芯腐れは軟腐病や萎黄病によるものです。
肌腐れは、黒色かび病の菌が皮の内側で繁殖したものです。

 

タマネギの栽培環境を適切に保ち、
病気にかからないよう、ていねいに世話をしていきます。

 

タマネギは虫による被害を受けることもあります。
タマネギバエやネギアザミウマの発生に注意が必要です。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売

・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A