タマネギ栽培 9月
タマネギ苗の植え付け、11月頃
タマネギは、色々な料理に使えて貯蔵性も高いので、常備しておくととても便利です。
家庭菜園でもとても人気があり、実は品種もたくさん存在します。
栽培期間は少し長く、一般的な栽培法であれば、晩秋に苗を植え付けて、
翌年の初夏に収穫となります。
栽培地の気候や作型によって、少しずつ管理の時期が変わります。
9月にできるタマネギ栽培での作業には、何があるのでしょうか。
[タマネギ栽培 9月]
■9月のタマネギ
タマネギの苗を植え付けるのは、秋も深まって気温が下がってきた頃です。
苗から栽培を始めるなら、ホームセンターなどで苗を購入した方が確実ですが、
栽培に慣れてきたら、種から育ててみるのも面白いものです。
苗の植え付けが秋遅くになるということは、苗を作るための第一歩である種まきは、
9月頃になります。
品種や地域によって、種まきの時期は多少前後するので、
栽培するタマネギ品種の種袋に書かれている、種まきの適期をチェックしておきましょう。
また、タマネギは苗からの栽培だけとは限りません。
ホームタマネギ(オニオンセット)と呼ばれる方法も、家庭菜園では人気です。
9月はタマネギの種まきと、ホームタマネギの植え付けが可能な時です。
タマネギ、種まき後の発芽です、9月頃
市販されているタマネギ苗
■9月の作業
・種まき
タマネギ品種の多くは、9月が種まきの適期です。
タマネギは適期からずれたり、種まき後の管理が悪いと、
発芽率が著しく落ちることがあります。
ほかにも、苗の定植時期に間に合わなくなり、
その後の生育に大きく影響することもあります。
タマネギ栽培を成功させるためには、種を播く時期には注意します。
タマネギの種まきには、いくつかの方法があります。
畑を利用した育苗や、セルトレーやポットを利用した育苗などがあるので、
色々試して、自分に合った方法を探してください。
詳しい種まきの方法は、こちらに書かれています。
ぜひ参考にしてください。
ホームタマネギの種球
・ホームタマネギの植え付け
タマネギは、晩秋の苗を植え付ける栽培法のほかに、
ホームタマネギ(オニオンセット)という栽培法もあります。
小さなタマネギ状の球根を植え付けて育てる方法で、
植え付け時期が早い分、収穫時期も早いという特性があります。
一般的なタマネギ栽培とは時期が異なるため、少し難易度は高めですが、
栽培期間が短いことと、夏野菜の植え付けに絡まないことで人気があります。
何より、真冬に新タマネギを楽しめるということで、
好きな方は毎年栽培されているほどです。
ホームタマネギ栽培に必要となる種球も、ホームセンターなどで市販されています。
袋には、8月~9月に植え付けと書かれていることが多いですが、
実際には8月30日を挟んだ前後3日~4日のうちに植え付けるのがベストです。
これより前や後ろに植え付けを行うと、生育が早すぎたり遅すぎたりして、
年内の収穫が難しくなります。
年内に収穫できなかったホームタマネギは、春まで残しておくとトウ立ちや分球して、
可食部分が減ることが多いです。
ホームタマネギの植え付け時期は、普通栽培の種まきよりも、シビアなのです。
ホームタマネギの詳しい植え付け方や栽培方法は、こちらを参考にしてください。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期