どっしり君
どっしり君
どっしり君は、大玉になり、ずっしりとした重みがあるタマネギです。
北越農事株式会社のオリジナル品種です。
どっしり君の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[どっしり君]
■どっしり君の特徴
・大玉の中晩生品種
北越農事株式会社のオリジナル品種で、
所在地が新潟県であることから、栽培適地は中間地、冷涼地となっています。
種まき、植え付け時期をずらせば暖地でも栽培することができます。
暖地で育てる場合には、中晩生品種の育て方に沿って栽培します。
タマネギは大きくなり、大玉サイズに育ちます。
大きいタマネギを育てたい方は検討してみてください。
・形は甲高で重さがある
どっしり、と名前がついているように重みあります。
大玉で肉質が緻密なので、ずっしりとした重さがあります。
形は甲高に揃います。
・糖度が高い
大きくなる中晩生品種の中では比較的糖度が高く甘みがあります。
加熱して煮込み料理にすると甘みを感じられます。
・3月頃まで貯蔵が可能
中間地で5月中旬から収穫でき、冷涼地では6月中旬頃から収穫できます。
収穫してから約半年の3月まで貯蔵することができます。
風通しがよく、日の当たらないところで貯蔵すると、長く貯蔵できます。
■どっしり君の栽培のコツ
・種まきは8月から
冷涼地では、8月中旬から下旬までに種まきをします。
遅くとも、8月中には種まきを終えるようにします。
中間地・暖地はやや遅い9月中に種まきをします。
暖地でも10月上旬までに終えるようにします。
トウ立ちを防ぐために、早まきは控え、
大苗にならないように注意します。
・植え付けは9月下旬から
冷涼地の植え付けは9月下旬から10月上旬が目安です。
それ以降に植えつけると、苗が十分に育たないまま越冬することになります。
中間地・暖地では10月中、遅くとも11月上旬が目安です。
・暖冬時のトウ立ちを防ぐ
年によって温度が違いますから、暖冬の場合はトウ立ちすることがあるので、
越冬中の1月頃にチッソ分を効かせると、ある程度は防ぐことができます。
この1月頃の追肥は、1回目の追肥のタイミングと同じ時期になります。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期