カロエワン

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カロエワン

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カロエワン

 

 

カロエワン(北交1号)は加工用のタマネギで、
国内初の加工専用のタマネギです。

 

縦に長い独特な形をしています。
カロエワンの特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[カロエワン]

 

 

■カロエワンの特徴

 

・国内初の加工用タマネギ
カロエワンは国内初の加工用タマネギ品種で、系統名は北交1号です。

 

日本の食変化、生活スタイルが変わったことによりタマネギの需要があがり、
加工用、業務用の用途が約60%になりましたが、
そのタマネギのほとんどが輸入タマネギでした。

 

国内のタマネギの需要と供給が増えたため、加工用として供給するため、

北海道農業研究センターと、

北海道立総合研究機構農業研究本部の北見農業試験場が育成を始めました。

 

育成は平成19年から25年まで行われ、平成25年に品種登録を出願しました。
名前の由来は「加工」の文字をカタカナにし、カロエ、
加工用1号ということである、ワン、を付け、カロエワンと名づけられました。

 

・熟期は中晩生
春に種をまき、収穫は8月上旬以降であり、熟期は中晩生です。
北海道専用品種の中のスーパー北もみじと同等の熟期です。
貯蔵性は中程度なので、年内までは貯蔵することができます。

 

・春まき移植栽培に適応
2月頃に種をまき、4月に植え付ける春まき移植栽培が一番適しています。
栽培適地は春まきで栽培する地域です。
主に北海道で栽培ができます。

 

・縦に長い、卵のような形
一般的なタマネギとは違い、縦に長い独特な形をしています。
卵のような形をしており、これは加工時に上下が上手く切りとれるようになっています。
大きさは200g内外になります。

 

 

 

 

■カロエワンの栽培のコツ

 

・早まきは避ける
一般的なタマネギより、トウ立ちしやすいので早まきは避けます。
基本は春まき栽培とし、2月中下旬に種まきをします。
早植えもトウ立ちの原因となるので、4月中下旬に植え付けるのが適期になります。

 

・倒伏は7月下旬頃
倒伏は7月下旬頃から始まります。
倒伏後収穫するので、収穫は8月上旬以降になります。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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