キオッジャ
キオッジャ C)natural-harvest
キオッジャはイタリアのHortus社から、
販売されている白タマネギ品種で、
病害に強く、マイルドな香りが特徴です。
キオッジャの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[キオッジャ]Hortus
■キオッジャの特徴
・病気に強いイタリア品種
キオッジャはHortus社から販売されている品種で、
タマネギでかかりやすい病気や、根腐れに強く、育てやすいです。
病害への強さは現地でも知られています。
貯蔵性は中程度で、しっかりと乾燥させ、
吊り貯蔵などをすると長期の貯蔵が可能です。
・表皮が銀白で美しい
白タマネギですが、銀色に近く、銀白色をしています。
乾燥させても白いままのタマネギなので、
貯蔵期間も美しい色を維持します。
・丸に近い形になる
形はほぼ丸に近い球になります。
大きさは250gと中玉くらいの大きさになります。
・刺激臭が少なくマイルド
タマネギ特有の刺激臭が少ない品種で、
マイルドな香りで甘みもあるので食べやすいです。
■キオッジャの栽培のコツ
・良い苗を作る
苗販売がされてなく、種から育てることになるので、育苗をします。
この時、小さすぎず大きすぎない苗を育てることが大事です。
9月~10月に種まきをし、日当たりや水はけが良い土に種をまき、
発芽するまで乾燥しないようにこまめに水やりをします。
発芽後も乾燥に気をつけ、間引きを重ねて苗を作ります。
・植え付けは11月頃
暖地や中間地では11月が植え付けの目安です。
堆肥や肥料を入れた土に植え、傷つけないようにします。
種まきから50日~60日後に苗を植え付けるので、
記録しておくと分かりやすいです。
苗を植えてから根付くまで時間がかかるので、
それまでは水やりを忘れないようにします。
・収穫は5月~6月
倒伏の状態や、栽培地により前後しますが、
大まかな収穫目安は5月~6月です。
葉が倒伏してから収穫し、収穫後は乾燥させます。
日陰で涼しいところで貯蔵し、吊り貯蔵でも良いです。
吊り貯蔵をすると、より長く貯蔵することができます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期