ターボ
ターボ
[ターボ]
■ターボの特徴
・耐病性が高く、作りやすい
タマネギがよくかかる病気といえば、べと病や灰色腐敗病です。
ターボはべと病、灰色腐敗病に強いです。
そのため、病気にかかりにくいので育てやすいです。
また、トウ立ちや分球が少ない品種です。
・貯蔵期間が長い
タマネギは貯蔵する場合が多いです。
品種にもよりますが、大体収穫して11月頃までとなっています。
また、早生品種ほど貯蔵できる期間が短く、晩生品種は長くなります。
このターボは中早生~中生品種ですので貯蔵期間が長く、
収穫してから年内いっぱいまで貯蔵ができます。
・形は円形で揃いやすい
タマネギにもいろいろ形がありますが、
ターボの形はボールのように豊円形をしています。
肥大性も良いので太りやすいですし、形も大きさも揃いやすく、ツヤも良いです。
重さはだいたい320gで揃います。
中玉に仕上げる場合は、やや小さくなります。
・収穫量が多い
ターボの育て方は、やや密植ぎみに定植し、中玉になるように育てます。
そのようにすると、収穫量が多くなります。
■ターボの栽培のコツ
・種まきから植え付けまで
種まきは地域に応じた時期に合わせるようにしてください。
寒冷地で8月下旬~9月上旬、中間地で9月中旬、
暖地では9月下旬くらいに種まきをしてください。
育苗にかかる日数は55日くらいで、活着を促すために
なるべく若い苗を植えるようにしてください。
・元肥はやや少なめに
元肥は1/2くらいとし、生育に応じて追肥を行うようにします。
追肥は1月中旬くらいから行い、
3月上旬以降、肥料を与えないようにします。
遅くまで肥料を与えると貯蔵性が悪くなります。
・大きさは中玉に
貯蔵期間を長くするために、
なるべく密植にし、しまった中玉になるようにしてください。
貯蔵期間は収穫してから年内いっぱいまでとなっています。
・収穫時期
収穫は、大体5月下旬~6月上旬が目安になります。
あくまでも目安ですので、実際の収穫は葉が倒伏してから行ってください。
倒伏して約1週間後で収穫ができます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培