春陽黄

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春陽黄

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春陽黄

 

 

超極早生品種で、青切り収穫用のタマネギです。
春陽黄は丸種株式会社から販売されています。

春陽黄の特徴や育て方をご紹介します。

 

 

[春陽黄]

 

 

■春陽黄の特徴

 

・3月下旬収穫の極早生品種
極早生品種の中でも早い超極早生の熟期になります。
10月に植え付け、3月下旬から収穫ができ、遅くとも4月初旬から収穫できます。

 

青切り収穫用の品種で、葉つきのまま収穫することもできます。
貯蔵には不向きで、7月末までの短期貯蔵なら可能です。

 

・暖地栽培に最適
タマネギは寒さに強いとされていますが、
冷涼地や、雪が積もるような地域での栽培は不向きです。

 

雪や寒さで土の中の水分が凍り、土がしみ上がると、タマネギが浮いてしまい、
土から露出した形になり、育たなくなったりして難しいです。

 

特に超極早生品種は栽培が難しいので、
暖地や一部の中間地での栽培が向いています。

 

・耐病性は中程度
病害に対する耐病性は中程度なのでタマネギでかかりやすい各種病害、
植え付け後のべと病や軟腐病などには注意します。

 

・肥大が早い
低温でも肥大性が良く、また短日(長夜)条件での肥大も良いです。
早く肥大するのでその分収穫が早くなり、育てやすいです。
揃いも良く、1球あたり200gに揃い、果肉も引き締まっています。

 

 

 

 

■春陽黄の栽培のコツ

 

・基本は極早生品種と同じ
極早生品種よりやや早いだけで、栽培の仕方は同じです。
8月末から9月初旬が種まきの時期で、種まきは遅れないように行います。

 

10月下旬までには植えつけたいので、逆算して種まきをしても良いです。
適期の種まき、適期植え付けが基本です。

 

・肥料と追肥
元肥はしっかり与え、1㎡あたり完熟堆肥2kg~3kg、
化成肥料100g~120gをしっかりと混ぜ込んでおきます。

 

年内に生長させたいので、

追肥については、

1回目は、12月に行い、葉数を確保します。化成肥料を1㎡あたり50g与えます。
2回目は、越冬後の2月に行い、同じ量を与えます。

 

・乾燥には注意
乾燥してしまうと肥大が悪くなってしますので、
その年や地域によって降雨が少ない場合には水やりをします。
土が乾燥していて舞い上がるようならたっぷりと水やりをします。

 

・収穫
収穫は3月下旬~4月初旬が目安で、葉が倒伏してきてから行います。
収穫後は早めに食べきりますが、7月末までなら貯蔵ができます。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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