タマネギ 皮むき
タマネギの皮むきは、けっこう面倒です
タマネギは様々な料理に使える野菜ですが、皮を剥く作業がちょっと面倒になることがあります。
タマネギの中には、皮がぴったりとくっついてしまい、なかなか剥けずにストレスが溜まることも。
また、茶色い皮が中途半端についているものの場合、どこまで剥けば良いのか悩むこともあります。
タマネギの皮むきの裏技や、どこまで剥けば良いかをまとめました。
[タマネギ 皮むき]
■皮はどこまで剥く?
タマネギは何層にも重なっていて、気になる部分を全て取り除くために剥いていると、
いつの間にかとても小さくなっていることもあります。
どこまで剥けば良いのか悩むこと、けっこうあります。
黄タマネギの場合、表面は茶色い皮で覆われていますが、
実はこの茶色くなった部分も、内側の白い部分も、どちらも同じ組織なのです。
もともとは全体が白い色をしていますが、収穫後に干して乾燥させることで、表面は茶色くなっていきます。
そのため、この茶色い部分も毒ということはなく、食べようと思えば食べられます。
ただ、乾燥して水分が飛び、繊維が強くなっているため、食べても食感も悪く口に残る感じがします。
茶色い部分は、料理に使うには向かない部分のため、基本としては全て取り除くようにします。
タマネギによっては、この茶色い部分を1枚か2枚剥いた後、茶色と白が混ざっている層が出ることがあります。
茶色と白が混ざっている層で悩みます。
この場合は、茶色い部分だけを取り除き、白い部分は残して構いません。
ただ、白い色をしている部分であっても、水分が抜けて繊維が硬くなっている場合は、
茶色い部分と一緒に剥いて取り除いておく方が、食感が悪くならずに済みます。
皮も白っぽい色をしている新タマネギや、表面も紫色をしている紫タマネギの場合は、
触って硬いと感じる部分は、剥いて取り除いておきます。
たいてい1枚か2枚剥けば、その下はみずみずしいタマネギが出てくるので、
感触の違いはすぐに分かるでしょう。
■簡単に皮を剥く裏技
1枚ずつタマネギの皮を剥いていたら、
下の層とくっついていてなかなかはがれずにイライラ…なんてこと、ありませんか?
実はタマネギの皮を気持ちよくスルッと剥ける裏技があるのです。
有名な裏技を2つ紹介するので、タマネギを剥く時にぜひ試してみてください。
・水につけて剥く
ボウルなどの器に水をはり、そこにタマネギを数分間沈めておきます。
水に沈めた後、いつも通りに剥くと、不思議なことに皮が剥きやすくなっています。
これは、タマネギの層と層の間に水が入り込み、皮が浮いて剥きやすくなった状態です。
タマネギ全体を沈めた方が剥きやすくなるので、
水に入れて浮いてくる場合は、お皿など重しを載せておくと良いでしょう。
・上下を切って剥く
タマネギの頭の部分とお尻の部分を、皮ごと切り落とします。
この時、皮がキレイに切れずに少し残ります。
この残った部分を繊維に沿って引っ張って剥きます。
縦方向に皮の切れ目ができるので、そこから横方向に皮を剥きます。
すると、ずるずるっと気持ちよく皮が剥けます。
皮がはがれにくい時は、皮の下に包丁を少し入れて指で挟み、引っ張ると剥きやすくなります。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期