タマネギ 栽培

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ジェットボール

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Jet ball

ジェットボール

 

 

[ジェットボール]

 

 

■ジェットボールの特徴

 

・早生~極早生
ジェットボールは、名前の通りジェットの速さで収穫できる早生~極早生の品種です。
通常のタマネギであれば、だいたい5月~6月頃が収穫適期となります。

 

ところが、極早生のジェットボールは、早ければ3月から収穫が可能になります。
中間地より涼しい地域では、4月頃から収穫を始めることができます。

 

これだけ早く収穫ができるのは、低温期の生育が良いからです。
通常のタマネギであれば、ある程度気温が上がってから玉の肥大が始まります。

 

ところがジェットボールの場合は、最低で7度以上で玉の肥大が始まります。
その後、少し気温が高くなって13度~15度になると、肥大スピードはピークに達します。

 

このため、まだ寒い時期から肥大が始まり、春に収穫することができるのです。
早めに収穫ができるので、夏野菜の植え付け時期にダブらないのも嬉しい利点です。

 

・甘くて柔らかい
ジェットボールは、柔らかく甘みが強いので、収穫したてなら水にさらさず食べられます。
ただ、柔らかいことが災いして、貯蔵性はあまり高くありません。
できるだけ早めに食べきる必要があります。

 

・形の揃いがいい
ジェットボールは、ほぼ球形の丸いかわいらしい形をしています。
首も玉もよく締まっているため、形よく育ちます。

 

1玉あたりだいたい300gくらいになり、直径は7cm~8cmになります。
全体的に形が揃うので、選別が楽になります。

 

 

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薬味として使っても美味しいです

 

 

■ジェットボールの栽培のコツ

 

・播き時は9月
種を播いて育苗してから植え付ける場合、種を播くのは9月が適期です。
暑さが少し和らいだくらいに種を播き、育苗します。

 

基本的には大苗を植え付けた方が良いのですが、
ジェットボールは低温期の生育が良いので、あまり大苗にしすぎないのがコツです。

 

・セット栽培が可能
生育の速さを生かし、セット球の栽培も可能です。
残念ながら、セット球の販売がほとんどないため、自作する必要があります。

 

けれどセット球をうまく作ることができれば、植え付け後は生育が早いです。
低温になっても球の肥大が進むので、年内の収穫も夢ではありません。

 

今までセット球(ホームタマネギ)栽培を行っても、
年内に収穫できなかった人は、試してみる価値はあります。
>>ホームタマネギ(オニオンセット)の栽培

 

・葉は細くても背は高い
ジェットボールは、葉が少し細めです。
葉色は濃い緑なので、線は細いですが元気に育っているのがよく分かります。

 

葉の伸びも良いので、早生種の中では比較的背が高くなるのが特徴です。
収穫時、表面の皮は銅黄色になり、美しいです。

 

・マルチ栽培でさらに早く収穫
畝にビニールマルチをして栽培することで、地温が上がります。
地温が上がることで、気温が低くてもマルチ内の温度が高くなるため、
生育がさらに良くなります。

 

通常栽培の場合、3月に収穫するためには暖地で育てる必要がありますが、
マルチ栽培なら中間地でも3月収穫が可能になります。

 

 

■ジェットボール お勧めの食べ方

 

・生食で柔らかさと甘さを堪能
みずみずしく柔らかい食感と、じゅわっとしみでる甘さを楽しむなら、
やはり、まず生食がお勧めです。

 

水にさらす必要もないので、タマネギに含まれる水溶性の成分が、
溶け出るのを防ぐこともできます。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ 品種

赤たまサラダ

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赤たまサラダ

 

 

[赤たまサラダ]

 

 

■赤たまサラダの特徴

 

・甲高で形良い大玉
赤たまサラダは、1玉が約350gにもなる大玉種です。
形は甲高で、少し縦長に見え、首はよくすぼまっています。

 

表面はとても美しい紫色をしています。
濃い目の紫色なので、色映えも素晴らしいです。

 

・中まで美しい色
赤タマネギ、あるいは紫タマネギと呼ばれるタイプの品種なので、
層になっている1枚1枚の表面がすべて紫色をしてます。

 

横に切ってみると、断面はキレイな年輪のようになっています。
この紫色の色素は、ブルーベリーにも含まれる、アントシアニンという成分です。

 

今注目されているポリフェノールの1種ですが、
ブルーベリーに含まれていることがよく知られているためか、
赤タマネギの紫色の色素とはあまりイメージがつながらないようです。

 

・辛み少なく肉質柔らか
赤タマネギは、新タマネギのように水分が多く、柔らかいのが特徴です。
赤たまサラダも、長期保存が効くタマネギに比べると、水分が多く柔らかいです。

 

特に肉質の柔らかさはトップクラスです。
生のまま食べると、シャキっとした食感でジャリジャリとした硬さはありません。

 

すっきりとした甘みのある味で、タマネギの辛みが少ないので、
収穫したては水にさらさなくても良いほどです。

 

・貯蔵が可能
赤タマネギは、新タマネギと同様に水分が多いため、貯蔵には向かないとされます。
収穫した後はできる限り早く消費する必要がありますが、赤たまサラダは違います。

 

収穫してから、だいたい8月くらいまでは貯蔵が可能です。
夏の暑さと蒸れによって傷んできますが、それまではゆっくりと楽しめます。

 

貯蔵用のタマネギの空きスペースに、赤たまサラダを植えて育てておけば、
初夏~夏は新鮮な赤タマネギを楽しむことができます。

 

 

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赤たまサラダは、貯蔵性が良い紫タマネギです

 

 

■赤たまサラダの栽培のコツ

 

・6月収穫の中生種
赤たまサラダは、赤タマネギではありますが、中生種です。
早生や極早生が多い赤タマネギや新タマネギの中では、少し珍しいかもしれません。

 

だいたい種を播くのは9月の上旬です。
そこから育苗し、11月上旬に苗を定植します。

 

貯蔵したい場合は、少し遅めにスタートします。
9月中旬に種を播き、11月中旬に定植するとちょうど良いタイミングとなります。

 

 

■赤たまサラダ お勧めの食べ方

 

・やっぱり生食
名前にサラダとついている通り、生食で食べるのがお勧めです。

 

反対に火を通すと、肉質が柔らかいためにすぐに煮崩れます。
また、赤たまサラダのキレイな紫色が溶け出てしまい、煮汁の色が悪くなります。

 

薄くスライスした後、他の野菜と混ぜて新鮮サラダにすると、彩りが美しいです。
繊維に沿って切っても、輪切りにしても、美しい紫色が映えます。

 

辛みの少ない品種ですが、できる限り辛みを取り除きたい場合は、
軽く水にさらしてから食べると良いでしょう。

 

・色を生かして
スライスしたものをそのまま食べるのも良いですが、
一手間加えるだけで、美しい色と味をさらに堪能できます。

 

お勧めは、甘酢漬けやドレッシングです。
酢に漬けることで、赤たまサラダの色が液に出て、
液体自体が美しいピンク色に染まります。

 

酢漬けにしてそのままバケットの間に挟んだり、
他の野菜や肉、魚などと混ぜて酢の物にしたり、

 

ドレッシングをカルパッチョにかけたりと、
料理の幅も広がりますし、彩りも鮮やかになります。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ 品種

セットタマネギの栽培

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syarumu

「シャルム」が育てやすく人気です

 

 

セットタマネギの栽培とは、
春に種を播いてできた小さなタマネギの球を、
夏の終わりごろに植え付け、冬に収穫するタマネギの栽培方法です。

 

通常のタマネギは6月頃の収穫になりますが、
セットタマネギは冬に生長し11月~12月には収穫できます。

 

そのため、球は苦みが少なくフレッシュで、葉も柔らかく、
すき焼きなどに入れて楽しむことができます。

 

冬に栽培するため、病害虫の心配も少なくて済みます。
セット球は「オニオンセット」「ホームタマネギ」、
という商品名で販売されています。

 

そちらを購入して育てるのも手軽でよいですし、
本格的に種から育ててみるのも楽しいです。

 

 

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セット球から栽培しているセット(ホーム)タマネギ

プランターでも気軽に作れます。

 

 

■セットタマネギの栽培

 

セット球をつくるためには、3月ごろに種まきを行います。

 

・品種
セットタマネギは極早生タマネギでも作ることができますが、
セットタマネギ用の「シャルム」「サラダたまねぎ」、
「はやて」「マッハ」という品種がお勧めです。

 

・土づくり
良いセット球をつくるためには、苗床づくりが肝心です。
種まきの2週間前に苗床1㎡あたり、
100gの苦土石灰と1.5㎏の完熟堆肥を入れ、よく耕しておきます。

 

水はけのよい肥沃な土壌を作りますが、
生長期は気温が上昇してくる時期です。

 

肥料が多すぎると徒長してしまい、
セット球に栄養が行かなくなってしまいます。

 

・畝づくり
畝は120㎝幅に作り、種まきの前に、
白ビニールマルチとトンネルをかけて地熱を上げておきます。

 

タマネギの発芽温度は20度以上が必要です。
種を播いてすぐはまだ気温が低いので、
ビニールトンネルで温度を上げる必要があります。

 

また、生長時期は気温が上がって行く時期になります。
白マルチは地温が上がりすぎるのを防ぎ、水分を保ってくれ、
セット球が安定して生長するのを助けてくれます。

 

 

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・種まき
3月ごろに種まきを行います。
種は深さ8㎜の溝を掘り、5~8㎜間隔に播いていきます。

 

覆土してから軽く抑え、水を与えた後は、
乾燥を防ぐために発芽まで新聞紙をかぶせておきます。

 

発芽後は、トンネルの中を10度以上25度以下に保ちます。
水切れに注意し、雑草が生えないように注意しながら育てます。

 

・セット球の収穫と保存
5月中旬になったらセット球を収穫します。
葉が3枚くらいに生えそろい、
子球が2㎝~2.5㎝に育ったころです。

 

収穫が遅れると葉が倒壊してきますが、その前に収穫を行います。
収穫後は、葉を束ねて風通しの良いところで保存しておきます。

 

このとき、葉が4枚以上の子球は取り除きます。

4枚以上葉が生えたタマネギを植えても、球が肥大しません。
セット球に向かないタマネギは料理に使うことができます。

 

・畑の準備
セットタマネギは、
8月30日を目安に前後1週間ほどの期間で植え付けます。
*畑の準備以降の具体的作業は、下記をご覧ください。
>>ホームタマネギの栽培

 

 

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タマネギ栽培 育て方

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