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タマネギ 苗作りに失敗?
■タマネギ 苗作りに失敗?
タマネギは苗から挑戦しているのですが、
今年は失敗? というか上手くいきませんでした。
種まきが8月18日くらいで、育苗期間は約2ヶ月ですから、
そろそろ植えつけられるはず、だったのですが……。
タマネギ苗 9月10日
この時までは生育が良かったのです。
一度追肥をしたのですが、その後から生育が怪しくなりました。
台風の影響もあり、雨が続き、ますます苗が消えていきました。
近所にタマネギの苗を上手に育てる方に聞いてみました。
その方も、今年はダメだ、とおっしゃっていました。
雨が続くと、常に土が湿っている状態になってしまいますので、
上手く育たないようなのです。
野菜を育てるにあたっては、苗作りがとても重要です。
小さい苗であったり、あまり良くないような苗を作っても、
良いタマネギは収穫できませんよね。
残ったタマネギの苗を大事に育てながら、栽培していこうと思います。
ダメだったらその時はその時です。
次回に、この経験を生かせるようにすれば良いですからね!
植えつけられるような苗に育って欲しいと、
希望を持ちながら、畑の土作りを行いました。
同時に他の野菜も育てているので、タマネギの土作りも行っています。
畝を立てて、マルチを張っていきます。
ほぼ、フリーハンドで畝を立てたのですが、
真っ直ぐに作りたい場合はタコ糸などで線をつけると綺麗に作れます。
畝を立てたあとはマルチを張ります。
マルチは土の保温や乾燥防止、防草に役立ちます。
今回は穴の開いていないマルチを使いましたが、
元から穴が開いているマルチを使ったほうが
植えるときに手間がかからずに楽だと思います。
株間もいろいろあって便利です。
苗が育っていないのですが、先に土作りをしてしまいました。
既にマルチを張ってあるので、
肥料分が流れてしまうことは少ないかと思います。
土作りをする目安は、植えつける2週間前が理想です!
と、タマネギの苗が少しでも育ってくれるように、
と思ったのですが、日に日に減っていきます。
10月時点で、残った苗は写真に写っているだけです。
タマネギ苗 10月10日
植えつけられる大きさの苗が育ちませんでした。
とても難しかったです。
悔しい!
失敗!
ですが、せっかく土作りをしたので苗を買うことにします♪
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培
平安球型黄
平安球型黄(ヘイアンキュウケイキ)
[平安球型黄]
■平安球型黄の特徴
・晩生品種
この平安球型黄は中生よりも遅い晩生品種です。
晩生品種ですが、トウ立ち、分球が少なくて作りやすい品種です。
晩生品種は収穫するまで遅く、貯蔵期間も長いのが特徴です。
早生品種、中生品種と上手く組み合わせることにより、収穫をずらして収穫できます。
タマネギを長く収穫したい、収穫時期が遅くても良い、長く貯蔵したい、
という方は平安球型黄を検討に入れてみてはいかがでしょうか?
・貯蔵期間が長い
暖地で6月、冷涼地では6月下旬から7月頭にかけて収穫できるのですが、
収穫してから2月いっぱいまで吊り貯蔵することができます。
吊り貯蔵中でも腐ることが少ないです。
また、タマネギでは貯蔵中に萌芽することがありますが、平安球型黄は、萌芽は遅いです。
・大きさは中程度
大きさはやや小さく、重さは280gくらいの中玉になります。
球形で色ツヤがよく、揃いも良いです。
・密植栽培向き
葉が細いのことと、中玉であることから、密植栽培をしてもあまり影響が出ません。
可能なら、密植栽培をしたほうが良いです。
■平安球型黄の栽培のコツ
・種まき、植え付け
育苗日数は中生品種などと同等ですが、植え付けはやや早めに行うようにします。
晩生品種なので、植え付けが遅れてしまうと、
苗が小さいまま冬を迎えることになり、冷害を受けることがあります。
育苗をする場合、種まきは9月中には終わらせるようにしましょう。
冷涼地は8月中旬頃が目安です。
・密植栽培にする
一般的なタマネギよりも密植にして、
しまったタマネギになるようにしてください。
目安は、10㎡あたり、300本くらいの密植です。
・施肥量は多めに
施肥量はやや多めにするようにします。
特にリン酸とカリを効かせるようにし、
年内中の根の張りをよくするように栽培します。
肥料を止めるタイミングは3月中旬が目安です。
それ以降、肥料を与えないようにしてください。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培
サラダたまねぎ
サラダたまねぎ(高農品種)
タカヤマシードから販売されている品種です。
タカヤマシードでは通販は行っていないので、
高木農園などの通販か種苗店などでの購入になります。
*サラダ赤タマネギ 「ルビールージュ(サカタ)」とは、別品種です。
[サラダたまねぎ]
■サラダたまねぎの特徴
・極早生品種
極早生品種の中でも、超極早生品種です。
名前の通り、サラダたまねぎです。
新たまねぎとも呼ばれ、葉つきのまま収穫ができます。
・食味が良い
早くから収穫できるタマネギなので水分が多く柔らかく、甘みがあるタマネギです。
スライスして空気にさらすと、更に甘みが増すという特徴を持っています。
苦味が少ないので食味も良いです。
・固定種
固定種なので、種をとって翌年栽培すれば、同じものが収穫できます。
種の取り方は、こちらをご覧ください。
>>タマネギ 種の採取方法
・暖地、中間地向き
冷涼地には向いておらず、暖地、中間地で栽培ができます。
・収穫期の選択肢が多い
いつ収穫したいかによって、種まきの時期が変わります。
年内中、春に収穫したい場合は、
3月からトンネル、ハウス、苗床などを使って育苗をし、
植えつければ年内に収穫ができます。
1~2月に収穫したい場合は、8月下旬が目安、
2月~3月に収穫したい場合は9月上旬が目安です。
一般的に栽培する場合は、
9月中旬頃までには種まきをすれば3月~4月頃、収穫ができます。
■サラダたまねぎの栽培のコツ
・種まきから植え付けまで
普通に栽培する時は9月中旬を目安に種まきをします。
いつ収穫したいかにより、種まきの時期を選んでください。
・追肥はリン酸、カリを多めに
肥大期には肥料はチッソを少なめにしてリン酸、カリを多めに与えるようにしてください。
チッソが多いと、葉の生育が強くなります。
・温度は15度以上が目安
肥大する条件は温度が15度以上で、15℃以下だと、肥大が緩やかになります。
・乾燥に注意する
発芽、苗の生育を促進するために、乾燥には注意してください。
・収穫時期
普通に栽培し、9月中旬頃に種まきをした場合、収穫時期は3月~4月くらいが目安です。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培