タマネギ生長比較 途中経過
■タマネギ生長比較 途中経過
去年の11月に苗を植え付けたO.K黄が、
年越しをして徐々に大きくなってきました。
11月に植え付けた時は、
1本1本が本当にひょろひょろで、本当に育つのか不安でしたが、
ここまでくると枯れるかもという不安もほとんどありません。
今回のタマネギ栽培は、
苗をノーマル・根切り・葉切り・葉根切りの4種類を植えて、
育ちに違いが出るかを見る実験をしています。
*前回記事
では、3月26日現在のタマネギの状態を見てみましょう。
2017/3/26 タマネギ全体
見た目は同じ?
少し離れたところから撮った写真を見ると、
どのタマネギも特に違いはないように見えます。
素晴らしいことに、冬の間に欠株が1つも出ずにここまでたどり着けました。
2017/3/26 タマネギノーマル
葉も増えて軸も太くなりました。
植え付けた時と比べ、葉の枚数が増え、軸もずいぶんと太くなってきました。
葉もしっかりとしていて、青々とキレイな色をしています。
2017/3/26 タマネギ根切り
ノーマルよりも細い?
ノーマルの苗に比べて、やや細身のように見えます。
数えてみると、葉数は変わりませんでした。
軸が細いので、細く見えるのでしょう。
2017/3/26 タマネギ葉切り
根切りと同じくらいかな?
葉を切って植え付けたものも、根を切ったものとほとんど同じくらいです。
今のところ、ノーマルが一番太い状態ですね。
2017/3/26 タマネギ葉根切り
葉数が少ない?
ノーマル、葉切り、根切りは、どれも葉数が同じくらいでしたが、
葉と根を切ったものは、それらと比べると葉数が少ないように見えます。
実際に数えてみると、1枚少なかったです。
ただ、冬の間に枯れた葉がいくらか出たので、それのせいかなと思います。
写真だとサビ病っぽく斑点が出ていますが、
肉眼で見るとサビ病のような色はしていません。
写真は手で葉を持ち上げた状態で撮っていますが、
普段は外側の葉が倒れているので、おそらく寒さに当たったり、
風で花壇の縁にすれたりしてできたものと思われます。
ここまでの途中経過だと、
4種類の中ではノーマルの生育が一番良いように見えます。
軸が太くがっしりとしていて、ちょっとやそっとでは抜けそうにありません。
植え付けたばかりの頃と比べると、風が吹いたくらいでは倒れそうにもありません。
葉数もそれほど大きな差は出ませんでしたが、
葉自体の太さはノーマルが一番太いように感じます。
とはいえ、この時期にあまりに軸が太いと、
今度はトウ立ちの心配をしなければならなくなるので、
太ければ良いというわけでもありませんね。
ラッキーなことに、我が家のタマネギは比較的順調に生長していて、
軸の太さもトウ立ちしそうなほどの太さではありませんでした。
年を越してから、2月と3月に追肥を行いました。
タマネギの場合、4月に入ってから追肥を行うと、
貯蔵性も低くなって食味も悪くなるので、最後の追肥です。
ここからだんだんと気温が上がり、玉が太ってくるのかと思うと、
今からわくわくしています。
次回は、それぞれの収穫状況をお伝えします!
*タマネギ苗のカットと生長比較の記事は、園芸仲間の幸さんが担当しています。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期