タマネギ トウ立ち 失敗

タマネギ栽培.com

タマネギ トウ立ち 失敗

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク


タマネギの花

 

 

Q:初めてタマネギを育てたのですが、ほとんどがトウ立ちしてしまいました。
球もあまり大きくならず、どれも小さく芯もあって食べにくいです。

次回は成功させたいのですが、トウ立ちを回避する方法はありますか?

 

A:苗選びと植え付け時期が大切です。

 

 

[タマネギ トウ立ち 失敗]

 

 

タマネギ栽培での失敗の中でも、トウ立ちはとても多いです。

 

初挑戦したタマネギ栽培で失敗すると、次への意欲が欠かれそうになりますが、
本来のタマネギはとても丈夫で育てやすい野菜です。

 

何が原因だったかをきちんと確認し、次の栽培に生かしましょう。

 

トウ立ちの主な原因は、苗が大きいことと植え付けが早いことです。

 

タマネギは秋に植え付けを行い、収穫するのは翌年の初夏になります。

野菜の中でも、栽培期間の長さはトップクラスです。

 

けれど、常に生育し続けているわけではありません。

冬の寒い間はほとんど生育しておらず、目視では生長が見られないほどです。

 

春に暖かくなってくると、また生長を始めて大きくなります。
この時の状態が育ちすぎていると、トウ立ちを起こしやすくなるのです。

 

苗を購入する時、太くて大きい苗に目がいきがちですが、
タマネギの場合は大きすぎる苗は禁物です。

 

もちろん小さすぎる苗も、生育不良で枯れてしまう可能性があるため、避けますが、
それと同じくらい大きい苗も避けます。

 

大きい苗を植え付けると、一見生育が良好なように見えますが、
越冬前に生長しすぎるため、春にトウ立ちをしやすくなります。

 

タマネギ苗を購入する時は、できるだけ自分の目で条件に合ったものを選ぶか、
信頼できるお店に任せるのがお勧めです。

 

植え付け時期についても、トウ立ちしやすい理由は同じです。

 

早めに植え付けてしまうと、冬を迎える前に大きく育ちすぎてしまうため、
春のトウ立ちの確率が高くなります。

 

近年は温暖化の影響もあり、十分気温が下がったと思っていても、
暖かい日が続くことも少なくありません。

 

あえて小さな苗を選ぶか、植え付け時期を少し遅らせる方法もありますが、
初心者ということなので、まずは適期に良い苗を植え付けることが大切です。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



スポンサードリンク

 

タグ :  

タマネギ栽培 Q&A

人気の記事