タマネギ 発芽日数

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タマネギ 発芽日数

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タマネギの発芽

 

 

タマネギは苗を購入して育てることが多いですが、
種から育苗して育てる方法もあります。

 

種を播いた後に気になるのが、いつ芽が出るのかということです。

タマネギの発芽日数とは、どれくらいなのでしょうか。

 

 

[タマネギ 発芽日数]

 

 

■タマネギ 発芽日数

 

タマネギの種を土に播いて芽が出てくるまでにかかる日数は、7日が目安となります。
ただし、種を播いた後の気温や管理によっては、もっと長くかかることもよくあります。

 

・気温によって変わる日数
タマネギの発芽適温は、15度~20度といわれています。
種まき後の気温がこの温度帯であれば、だいたい7日くらいで発芽しますし、
早ければ4日ほどで発芽することもあります。

 

タマネギの種はとても小さく、しかも殻がとても硬いので、
ハクサイやダイコンのようなアブラナ科の野菜と比べると、
少し発芽までに時間がかかります。

 

発芽適温内であれば7日ほどが発芽日数の目安となりますが、
これよりも気温が低い、あるいは気温が高い場合は、7日よりも長くかかります。

 

特に気温が低いと、なかなか発芽しないばかりか、
発芽がまったく揃わないこともあります。

 

発芽が揃っていなくても、あまり関係ないように感じますが、
育苗した後の苗を植え付けるのは同時期となります。

 

発芽がバラバラになれば、それだけ苗の生育にもばらつきができます。
定植する時の苗のサイズがバラバラだと、定植後の苗の生育にもばらつきが出るので、
できるだけ生育が揃った状態で定植するのが理想です。

 

そういった意味でも、発芽適温に合わせるよう工夫をしましょう。

 

また、タマネギの品種によって、早晩性が変わります。
品種に合った時期に播種をすることで、発芽不良を防ぐこともできるので、
種袋に書かれている情報はきちんと読んでおきましょう。

 

・乾燥に注意
タマネギの種は小さいですが、とても硬いため、
水分が足りないと発芽不良が起きやすいです。

 

播種した後、水やりは必ず行いますが、その後発芽するまでの間は、
あまり乾かないように管理するのがお勧めです。

 

土が乾燥すると種も乾くので、発芽までかかる日数がどんどん長くなります。

毎日土の状態をチェックし、表面が乾いていれば、
霧吹きなどで水を与えて潤いを維持します。

 

早めに種を播く品種だと、まだ気温が高く乾きやすいことがあるので、
発芽までは日陰に置いておくのがお勧めです。

 

そもそも、タマネギは嫌光性種子です。
発芽に光を必要としないので、発芽までは日陰でも問題なく管理できます。
むしろ日向だと暑すぎたり乾燥を助長したりするので、日陰の方が合っています。

 

また、播種した上から新聞紙をかぶせておくのも、お勧めです。
新聞紙が湿気を吸うため、下の土や種が乾燥するのを軽減してくれます。
さらに、新聞紙が遮光するので、明るい場所でも種を暗い環境に置くことができます。

 

ただし、発芽した後は、必ず日当たりの良い場所に移動させ、新聞紙は取り除きます。
日陰のままだと、生育不良で良い苗が育ちません。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ栽培 Q&A

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