たま一郎

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2021年11月12日（金）

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たま一郎 C）国華園

たま一郎は葉つきのまま収穫できる極早生タマネギで、
葉タマネギの状態で収穫すると、葉から球まで美味しく食べることが出来ます。

暖地栽培に向いていて、3月下旬から収穫が可能です。
たま一郎の特徴や育て方をご紹介します。

[たま一郎]国華園

■たま一郎の特徴

・暖地栽培向きの葉つきで収穫できる極早生品種
栽培は暖地向けで、暖地で3月下旬から収穫ができます。
遅くとも4月上旬に収穫できるので、極早生の品種です。

葉つきのまま収穫する葉タマネギとしても収穫できます。
葉タマネギとして収穫する場合、球が肥大し始めるくらいから収穫できます。

球が肥大しきった3月下旬から収穫する以外にも、
葉タマネギで収穫するとタマネギ部分はもちろん、
葉まで美味しく食べることができます。

葉は球と違った美味しさがあり、タマネギの風味、甘みがまろやかです。
生食で食べるよりはスープに入れたり、炒めたりするなど、加熱調理がオススメです。

・大きさは250g内外の扁平形
3月下旬～4月上旬収穫時の球の大きさは250g内外で、
一般的な極早生品種と同じくらいの大きさです。

使いやすい大きさで収穫できるので使い切りやすいです。

形は横に平べったい扁平形をしていて、
首部は締まりがあり、鱗片は白色です。

・肉質はしっかりめで甘みは強い
鱗片はややしっかりめの肉質をしています。

甘みは強いため生食で食べることもできますが、
しっかりめの肉質をしているので、加熱調理をすると柔らかくなります。

加熱すると柔らかく甘味が出るので、お味噌汁にもおすすめです

■たま一郎の栽培のコツ

・葉タマネギで収穫する場合は早めに収穫する
葉タマネギで収穫するには球が肥大しきる前に収穫します。

球が肥大してしまうと葉が硬くなってしまうので、
肥大し始めの時に収穫したほうが、葉は柔らかいです。

葉タマネギで収穫しつつ、
3月下旬～4月上旬に本収穫すると使い切りやすいです。

・球が大きくなりすぎないようにする
1球が250g内外が目安で、それ以上肥大させないようにします。

大きくさせすぎてしまうと食味食感の低下、
腐敗の原因となるので注意します。

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