ホームタマネギ 土寄せ
少し大きめですが、甘くてとろりとしたホームタマネギ
ホームタマネギは、一般的なタマネギ栽培よりも収穫までにかかる時間が短いため、
とっつきやすい印象があります。
管理方法も、基本的には一般的なタマネギ栽培とほとんど変わらないので、
手入れが難しいということはありません。
タマネギ栽培で行う手入れに「土寄せ」というものがありますが、
ホームタマネギには必要な作業なのでしょうか。
[ホームタマネギ 土寄せ]
■ホームタマネギ 土寄せは必要?
土寄せは、読んで字のごとく、植物の株元に土を寄せる作業のことです。
苗から育てるタマネギ栽培では、必ず行う作業というわけではありません。
苗を植え付けた後、苗の安定が悪く、倒れるようなことがある場合にのみ、
土寄せの作業を行います。
ホームタマネギの場合も同様で、あまりにも球部分が露出していて、
根まで見えそうな場合は、土寄せをしておくと良いでしょう。
根が露出した状態では、根が傷んで生育不良になります。
ホームタマネギ栽培では、土寄せ作業が必要になることはあまりありません。
では、いつ必要になるかというと、水やりや風によって土が流れてしまった時や、
植え付け時の深さが足りなかった時です。
ホームタマネギの種球を植え付けた後、水やりを行っているうちに、
株元の土がどんどん流れてしまうことがあります。
また、強風が当たって土が削れることもあります。
用土の流失で、種球が必要以上に露出していたり、根まで見えることもあります。
種球が半分以上見えている場合は、軽く土寄せをしておきましょう。
また、種球は先端が見える程度に埋めるのが基本ですが、
中には土の上に種球を軽く置くだけ、という植え付け方法もあるようです。
この場合、根と芽が出てきたら、土寄せをして種球を隠す必要があるそうです。
必要な時にだけ土寄せを行います
タマネギはニンニクと違い、球部分が地表から出ていても育ちます。
むしろあまり深く埋めた状態で育てると、球部分が傷む原因になるので、
土寄せは必ず行う作業というよりは、必要な時にだけ行うと覚えておきましょう。
■ホーム玉ねぎ 土寄せのやり方
ホームタマネギに土寄せを行うやり方は、とても簡単です。
ホームタマネギが植わっている周りの土を少しずつ寄せ、株元にかぶせます。
かぶせた土は押さえず、そのままかぶせるだけにしておきましょう。
あまりぎゅっと押さえてしまうと、かえって球や根を傷つける原因となります。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期