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プラネット C)トーホク交配

 

 

プラネットは青切り、貯蔵兼用の中生のタマネギ品種で、
トウ立ちが遅く、肥大性に優れていて育てやすいです。

 

1球は300g~350gと大きくなり、豊産種です。
プラネットの特徴や育て方をご紹介します。

 

 

[プラネット]トーホク交配

 

 

■プラネットの特徴

 

・育てやすい中生品種
熟期は早生と中晩生の間、中生で、6月頃に収穫が出来ます。
トウ立ちは遅く、肥大性にも優れていて、育てやすさを持っています。

 

栽培は冷涼地から暖地まで適応し、
暖地、中間地で6月上旬頃から収穫、
冷涼地で6月中下旬から7月中旬頃までには収穫を迎えます。

 

推奨されている作型では、暖地で10月初旬から11月初旬までに種まき、
中間地では一般的な種まきの時期と同じで、
冷涼地は少し早い8月下旬から9月上旬が種まきの適期になります。

 

ただ、暖地の栽培で12月になる手前くらいに植え付けを行うのですが、
年内に葉数が揃わないなど、栽培に心配がある場合は、
一般的なタマネギの育て方に沿って種まきをしたほうが育てやすいです。

 

・青切り、貯蔵の両方に対応する
青切りは、早めに収穫し、葉を残したまま収穫する方法で、
極早生品種や早生品種に用いられる収穫方法です。

 

葉を残したまま収穫すると葉も、球も利用でき、早めにタマネギを味わうこともできます。
また、貯蔵にも向いていて、貯蔵はどの地域も10月末まで可能です。

 

青切り用と貯蔵用に分けておけば、10月末頃まで利用することが出来ます。

 

・大玉になる豊産種
肥大性が優れているので、
1球が300g~350g前後の大玉になるので豊産種で収量性も良いです。

 

表面は色ツヤが良く、首部の締まりも良いので品質にも優れています。
青切りとして早めに収穫する場合は、それよりもやや小さくなる場合もあります。

 

また、貯蔵を目的とする場合は、大玉にするよりは中玉に仕上げるのがオススメです。

 

 

小さめに収穫すると貯蔵性が高まります。

 

 

■プラネットの栽培のコツ

 

・種まきの時期
種まきは冷涼地が早く、8月下旬から9月上旬までの種まき、
中間地で9月中下旬、暖地で10月中が推奨されていますが、
暖地の種まきは一般的なタマネギと同様の時期にしても良いです。

 

不安なら、暖地の作型に沿って育てます。

植え付けは、種まきから50日~60日前後が目安です。

 

・青切り収穫の仕方
青切りは、早どりになるので、倒伏する前に収穫します。
葉を15cm残して収穫するのが青切りです。

 

貯蔵を目的とした場合は、全体の8割が倒伏してから収穫すると確実で、
この際に晴れた日に収穫し、収穫後は根と葉を切って、
風通しの良い冷暗所で貯蔵します。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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