ホールド玉葱

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ホールド玉葱

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ホールド玉葱

 

 

ホールド玉葱は中晩生の貯蔵性に優れる黄タマネギ品種で、
分球やトウ立ちも少なく、育てやすいです。

 

吊り玉貯蔵、冷蔵貯蔵で2月末まで貯蔵ができます。
ホールド玉葱の特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[ホールド玉葱]松永育成

 

 

■ホールド玉葱の特徴

 

・6月収穫の中晩生種
中間地で6月から収穫できる中晩生品種です。
暖地では5月末から、冷涼地では6月中下旬から収穫ができます。
栽培適地が幅広く、冷涼地から暖地まで栽培ができます。

 

苗は作りやすく、栽培していても分球やトウ立ちが少ないので、
栽培初期から収穫まで育てやすいです。

 

 

 

 

・密植栽培が推奨
葉姿は中立性で細めなので、密植栽培しやすいです。
また、締まった中玉に仕上げるため、密植をします。
締まった玉に仕上げると、より貯蔵性が良くなります。

 

・中玉に揃う
大きさは標準サイズで、中玉に揃います。
1球が290gくらいに揃います。
表皮が色ツヤが良いです。

 

・貯蔵性に優れ、2月末まで貯蔵可能
特に貯蔵性に優れる品種で、
吊り玉貯蔵、冷蔵貯蔵で2月末まで貯蔵することができます。

 

吊り玉だけではなく、冷蔵貯蔵でも長持ちするのが良いところです。

 

タマネギは冷蔵貯蔵は不向きですが、
0℃~-2℃くらいの温度を維持すると貯蔵しやすいです。

 

一般家庭では難しいので、吊り玉貯蔵のほうが簡単です。

 

 

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■ホールド玉葱の栽培のコツ

 

・種まきから植え付けまでは55日
種まきは冷涼地で8月末~9月上旬、
中間地で9月中旬、暖地で9月下旬~末くらいが適期です。

 

約55日、苗を育て、若苗を植え付けます。
植え付けは冷涼地で10月末、中間地で11月中旬、
暖地で11月下旬~末くらいが目安です。

 

早まきをしてしまうと大苗を植え付けることになってしまうので、
適期の種まき、植え付けを心がけます。

 

・元肥主体で肥料を施す
追肥より元肥で育てます。
元肥は基準よりやや多めに与え、元肥で育つようにします。

 

追肥もしっかりと行い、追肥は3回行います。
3回目の追肥は遅くならないようにし、止肥は3月中下旬です。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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