マグレブⅡ
マグレブⅡ
マグレブⅡは3月中旬頃から収穫ができる超極早生タマネギです。
小林育苗株式会社のオリジナル品種で、早まきをして育てる品種です。
暖地で早くから楽しめる超極早生品種の一つである、
マグレブⅡの特徴や育て方をご紹介します。
[マグレブⅡ]小林種苗
■マグレブⅡの特徴
・3月中旬収穫の超極早生品種
小林育苗株式会社から販売されているマグレブシリーズの一つで、
マグレブⅠより10日程度遅く収穫する超極早生品種です。
収穫が早くて3月中旬から始まります。
より早く新タマネギを楽しみたい方のオススメです。
・早まきが可能
一般的なタマネギ栽培では、早まきは避けることが多いです。
早まきをすることによってトウ立ちしやすくなりますが、
マグレブシリーズは早めの種まきを推奨しています。
早くから栽培することによって安定して収穫できる品種です。
・暖地での栽培に最適
熟期が早いので、基本的には暖地での栽培になります。
暖地で9月上旬に種まきをして3月中旬に収穫、
9月下旬に種まきをして3月下旬収穫、という作型が育てやすいです。
■マグレブⅡの栽培のコツ
・早めの種まき、早めの植え付け
早まきをするとトウ立ちするリスクはありますが、
収量や安定的に育てるため、早めに種まきをします。
種まきは9月上旬から行うことができます。
遅くとも、9月下旬までには種まきを終えておき、
10月下旬には植え付けるようにします。
・1月下旬頃までに葉数を確保
植え付け後、年内までは肥料を良く効かせ、生育を促進します。
追肥は12月頃行い、1月下旬頃までに葉数を8枚以上にしておくと、
肥大しやすく、収量が上がります。
・収穫は3月中下旬から
9月上旬に種まきをすれば3月中旬には収穫ができます。
遅くても3月中、4月上旬までに収穫を終えるようにします。
倒伏後から収穫を行い、収穫後はなるべく早く使い切る様にします。
超極早生品種のため長持ちしないので、
食べる分だけ収穫をするようにすると腐らせる心配が少ないです。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
