マッジオ
マッジオ
イタリアで人気のある品種で、
日本では通信販売などで種を入手することができます。
臭いが少なく、食べやすいタマネギです。
マッジオの特徴や育て方のコツをご紹介します。
[マッジオ]
■マッジオの特徴
・イタリアのHORTUS社の品種
正式名称は「Bianca di maggio」と言い、
白く美しいことから名前が付けられました。
日本では「マッジオ」の名前で売られています。
イタリアのHORTUS社で販売されていて、
イタリアではタマネギのことを「チッポラ(ciplla)」と呼びます。
タマネギといえばこの品種! というほど育てられ、食べられている品種です。
イタリアのほか、フランスでも人気があります。
・熟期は早生
9月に種まきをし、5月~6月に収穫できる早生~中生品種です。
他のタマネギと同じように秋まき栽培で育てることができます。
寒さに対してはやや耐寒性を持ちますが、
タマネギは元々寒さに弱い品種なので、中間地や暖地での栽培が向いています。
・小ぶりで色白
形はやや小ぶりで横に平べったい扁円形をしています。
名前のように色が美しい白色をしています。
・臭いが控えめで食べやすい
タマネギ特有のツンとした臭いが少なく、
辛味も少なく甘みがあるので食べやすいです。
サラダとして食べるのが人気で、その他グリル料理にも使われます。
また、栄養が豊富に含まれています。
ピラミッド建築労働者にニンニクと一緒に食べさせた記録も残っています。
■マッジオの栽培のコツ
・基本は早生タマネギと一緒
一般的なタマネギと同様に栽培することができます。
種まきは9月、遅くとも10月に行い、植え付けが11月頃になります。
十分に肥料を与え、水不足には注意して栽培します。
・冬の乾燥に気をつける
冬は乾燥しやすい季節ですので、乾燥しないように気をつけます。
乾燥していたら水やりをしたり、
もみがらやワラなどを被せておくのも一つの手です。
・収穫
収穫は中間地、暖地ともに5月~6月になります。
収穫後は一般的な貯蔵と同様に行い、
風通しの良い日かげに吊るしておくと長持ちします。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期