レクスター1号
レクスター1号 画像取材中です
レクスター1号は長崎県や佐賀県などで栽培されているタマネギ品種です。
熟期は早生で、4月中下旬から収穫ができます。
大きさはMサイズ~Lサイズになります。
レクスター1号の特徴や栽培のコツをご紹介します。
[レクスター1号]七宝交配
■レクスター1号の特徴
・近畿地方、九州地方で栽培されている品種
近畿では兵庫県、九州地方では佐賀県、長崎県などで栽培されています。
特に、タマネギの産地である淡路島でも栽培されているので、
新タマネギで淡路島産のタマネギの場合、レクスター1号が出荷されていることもあります。
レクスター1号のほかに七宝早生7号なども栽培されています。
・早生品種
熟期は早生で、暖地、中間地での栽培に向いています。
暖地で4月上旬から収穫、中間地で4月中旬から収穫ができます。
水分を多く含む品種のため、貯蔵には不向きで、日持ちもしません。
・草丈はやや大きい
苗は販売されておらず、種から育てることになります。
種から育てて育苗をします。
種をまいて約30日後の草丈はやや大きいです。
草丈がやや大きいので大苗に見えることもあります。
同時期の葉の枚数は2枚程度と標準です。
・球はMサイズ~Lサイズになる
栽培によってはMサイズ~Lサイズの大きさでバラつきがありますが、
揃うときはLサイズに揃います。
過肥大することが少なく、規格外になることも少ないです。
・水分が多く、生でも甘い
早生品種のため水分が多くみずみずしいです。
生で食べると水分が広がり、ジューシーです。
辛みが少なく甘いので生食でも美味しく食べることができます。
加熱するとより甘く、とろける食感が味わえます。
タマネギ丸ごとシチューにもおいしいです
■レクスター1号の栽培のコツ
・遅くとも10月までには種まきをする
種まきはタマネギの一般的な栽培と同様、9月に行います。
暖地で9月下旬~末まで、中間地で9月中旬です。
暖地では、遅くとも10月上旬までには種まきをします。
・有機栽培も可能
化成肥料などを使わない有機栽培も可能です。
有機肥料や鶏糞を使って栽培ができます。
地植え栽培の場合、黒マルチを使うと草を防げたり、
地温が確保できたり、水分が蒸発しにくいという利点があります。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期