冬どり玉葱 黄
冬どり玉葱 黄
冬どり玉葱 黄は、国華園から販売されている黄タマネギで、
名前の通り、冬に収穫する作型の専用品種です。
冬どり玉葱 黄の特徴や育て方をご紹介します。
[冬どり玉葱 黄] 国華園
■冬どり玉葱 黄の特徴
・冬に新タマネギが味わえる
一般的な作型の新タマネギの時期といえば3月~4月です。
冬どり玉葱 黄は特殊で、春に種まき、5月に一度セット球を収穫し、
8月に再度植え付け、12月に収穫するという作型です。
冬でも新タマネギを味わえるのは魅力的です。
栽培は中間地、暖地向けで、冷涼地では生育不良になってしまうので不向きです。
・上級者向け
特殊な栽培方法から、初心者には難易度が高い品種です。
かといって一般的な作型に向いておらず、冬どり専用品種なので、
タマネギの栽培に慣れた上級者に挑戦してほしい品種です。
・白、赤に比べ分球しにくい
同じ国華園からは、白、赤、黄と種類がありますが、
白、赤に比べて分球しにくく、やや育てやすいです。
大きさは比較的大玉になります。
・加熱調理なら冬どり玉葱 黄
国華園から冬どり玉葱 黄、冬どり玉葱 赤、冬どり玉葱 白、と販売されていますが、
赤、白ならサラダ、加熱調理向けなのは黄になります。
3種類あるので、使用用途を決めてから栽培したほうが良いです。
■冬どり玉葱 黄の栽培のコツ
・3月に種まきをし、セット球を作る
中間地、暖地ともに3月中旬頃に種まきをします。
種まきからセット球になるまでは、一般的なタマネギの育て方と同様です。
5月頃、苗の根元が膨らんできたら一度収穫をします。
球が2.5cmくらいの大きさで収穫するのがベストです。
8月末の植え付けまでは吊り貯蔵をしたり、乾燥させておきます。
・8月末に植え付け
乾燥しないような土作りが大切になります。
特に、夏場の時期では暑さで土が乾燥しやすいです。
地植え栽培ではマルチを使うと乾燥を防げます。
球の頭が少し見えるくらいの深さに植え付けます。
・12月頃、倒伏し始めたら収穫時期
葉が倒伏し始めたら収穫を始めます。
倒伏しなかったタマネギはそのまま葉タマネギとして利用可能です。
締まった球に仕上げれば1ヶ月ほど持ちます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期