冬どり玉葱 赤
冬どり玉葱 赤
冬どり玉葱 赤は、国華園から販売されている赤タマネギ品種で、
冬に新タマネギが収穫できる作型に適しています。
冬どり玉葱 赤の特徴や栽培のコツをご紹介します。
[冬どり玉葱 赤]国華園
■冬どり玉葱 赤の特徴
・冬に新タマネギが食べられる
冬どり玉葱 赤は一般的なタマネギと違い、栽培方法が異なります。
春に種まきをし、5月頃に一回掘り上げて、小さなタマネギを収穫します。
8月に再び植え付け、冬に収穫することで冬でも新タマネギを味わえます。
・セット栽培専用品種
セット栽培(セット球栽培)専用の品種なので、
一般的な作型に適していないです。
栽培する際にはよく確認しましょう。
・中間地、暖地栽培向き
栽培は冷涼地では難しく、中間地や暖地での栽培に向いています。
中間地でも、春の栽培はトンネルを作って保温できるような環境作りをします。
・やや上級者向け
春に種まき、5月に掘り上げ、8月に再び植え付けることから、
初心者には難しく、タマネギ栽培に慣れてきた上級者向けです。
冬でも新タマネギが味わえるのは魅力なので、上級者の方は是非挑戦してみてください。
■冬どり玉葱 赤の栽培のコツ
・種まきは3月
種で販売されているので、種から栽培します。
3月中旬以降に種まきをします。
中間地では保温ができるようにトンネルを被せることが重要です。
不安があるようなら暖地でもトンネルを被せて保温しておくと確実です。
・5月下旬~6月上旬に掘り上げる
5月下旬になると、苗の根元が膨らんでくるので、一度収穫します。
これを掘り上げと言います。
大きさは球の直径が2.5cmが目安です。
掘り上げ後はタマネギの貯蔵と同じように保管、吊り貯蔵がオススメです。
・8月末に再び植え付ける
乾燥に弱いので、乾燥しないように土作りをします。
地植え栽培ならマルチを使うと、乾燥が防げます。
8月末までには植え付けを終えます。
・12月頃に収穫
葉が倒伏し始めたら収穫時期です。
一度に収穫せず、何回かに分けて収穫します。
葉が倒れない株はそのまま収穫すれば、葉タマネギとして味わえます。
日持ちはしないので、早めに食べきります。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期