夢そだち
夢そだち
夢そだちは丸種株式会社から販売されている品種で、
種袋に宇治交配と書かれています。
大玉になる中生品種です。
夢そだちの特徴や育て方をご紹介します。
[夢そだち]
■夢そだちの特徴
・5月中旬に収穫できる中生品種
11月に植えつけて、早ければ5月上旬から収穫ができます。
大体、5月中旬に収穫できる中生品種です。
初心者でも育てやすいのが中生と晩生品種ですので、
選択肢に入れてみてください。
・基準は暖地、中間地で育てる
タマネギは寒さに弱いので、雪が積もる地域で育てるのが難しいです。
雪が融けるような地域なら栽培ができます。
基本的には暖地と中間地で栽培したほうが失敗が少ないです。
・生育が旺盛で病害にも強い
病害に強いのは、とても心強いですし、トウ立ちや分球も少ないです。
また、植え付け後からの生育が旺盛で育てやすいです。
・1玉が大きい
大玉になる品種で、大きさは約300gに揃います。
形は丸に近い地球形をしていて、見た目にボリュームがあります。
大きいですが、肉質はやわらかくて食べやすく、食味も良いです。
■夢そだちの栽培のコツ
・種まきは9月下旬までに行う
中間地で9月中旬、暖地で9月下旬が種まきの時期です。
植えつけるのが中間地で11月中旬、暖地で11月下旬なので、
逆算して種まきをします。
苗が大きすぎても小さすぎてもよくないので、適期に行います。
・元肥はやや控えめに
生育が旺盛なのでそのままの元肥を与えてしまうと、育ちすぎてしまい、
トウ立ちなどの原因になります。
元肥は控えめにし、後の生育は様子をみながら追肥を行います。
・追肥は基本と同じように行う
追肥は2回~3回行います。
1回目は植え付け後2週間、
2回目は越冬の準備ができるよう、年内中に生育に応じて行います。
3回目は越冬した2月に行います。
3月上旬までには追肥を済ませ、それ以降は追肥しないようにします。
あまり遅くまで肥料が効いてしまうと、
貯蔵性が悪くなったり品質が落ちる原因になります。
・収穫は5月から
収穫は暖地で5月上旬、中間地でも5月中旬までには収穫ができます。
収穫後は、タマネギの貯蔵の仕方に沿って貯蔵すれば長持ちします。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期