玉の春

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玉の春

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玉の春

 

 

玉の春は、早くから肥大するタマネギ極早生品種です。
丸種株式会社から販売されていて、種袋には宇治交配と書かれています。

 

玉の春の特徴や育て方のコツを分かりやすくご紹介します。

 

 

[玉の春]

 

 

■玉の春の特徴

 

・早太りの極早生品種
熟期は極早生で、新タマネギとして食べることができます。
タマネギは元々寒さに弱い作物なので、栽培適地は暖地と、一部の中間地になります。
早くから肥大し、安定して生長します。

 

・草勢が強い
草勢が強く、生育が旺盛で育てやすいです。
生育が旺盛な分、元肥を調整する必要があります。

 

・密植が可能
草姿は、立性でコンパクトなので、密植が可能です。
密植をすることによって、若干貯蔵性が良くなりますが、
極早生品種ですので、早めに食べきる必要があります。

 

・青切り収穫向き
タマネギの上部15cmくらいを目安に、葉が青い状態で切って収穫します。
新タマネギとして食べるのが向いています。
密植でも同じく、青切りで収穫するのが本命の品種です。

 

 

■玉の春の栽培のコツ

 

・種まきは9月頃
極早生品種と同様に育てます。
種まきは9月上旬に種まきをします。
栽培期間が短い分、適期に種まきをします。

 

早すぎると、苗が大きく育ってしまい、トウ立ちや分球の原因になります。
遅いと、冬を越すことができないので注意します。

 

・植え付けは10月下旬
植え付けは、種まきから約55日が目安とされています。
苗の状態次第で、植え付け時期は前後します。

 

・貯蔵性を良くするには密植
極早生品種は貯蔵性があまり良くないので、食べきるのが難しい場合もあります。
密植栽培にすると、タマネギが引き締まり、貯蔵性が良くなります。
それでも中生品種などよりは短いので食べきるようにします。

 

・元肥は控えめにする
生育が旺盛なので、肥料過多にしてしまうと、肥大が悪くなったり、
根が肥料焼けを起こしたり、病害の原因にもなります。
元肥は本来の量の8割くらい与えます。

 

・追肥は2回
極早生品種の育て方同様、追肥は2回行います。
1回目は年内に行います。越冬するための葉数を確保する必要があるので、
忘れないように行います。

 

2回目は越冬後の2月に与え、3月以降には与えないようにします。
遅くに肥料が効いてしまうと貯蔵性が悪くなります。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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