秀玉丸
秀玉丸
秀玉丸はみかど協和株式会社から販売されているタマネギ品種で、
同社から販売されている早生丸秀玉より熟期が遅いですが、大玉になる品種です。
早生系のタマネギ品種で、5月頃から収穫できます。
秀玉丸の特徴や栽培のコツをご紹介します。
[秀玉丸]みかど協和株式会社
■秀玉丸の特徴
・熟期は早生～中生
早生丸秀玉より遅い収穫時期で、5月上旬から収穫できます。
熟期は早生～中生で、遅くとも5月中旬までには収穫することができます。
やや遅いものの、大玉になる品種です。
・中間地と暖地で栽培が可能
耐寒性は早生丸秀玉や早生丸秀玉E型より優れますが、
かといって冷涼地での栽培は難易度が高いです。
中間地や暖地なら栽培が容易です。
また、中間地で栽培する場合、
マルチを使って栽培すると少し早く収穫できます。
・肥大性に優れ大玉になる
肥大性が良く、300g程度の大玉に揃います。
地球形になり、ずっしりとしたタマネギが収穫できます。
■秀玉丸の栽培のコツ
・種まきは9月上旬～9月下旬
中間地で9月上旬、暖地で9月中旬頃に種まきをします。
基本は中間地、暖地ともにマルチを使用しませんが、
中間地でマルチ栽培をする場合は暖地と同じ9月中旬頃が適期になります。
植え付けは10月の終わり～11初旬にかけてが適期になり、
大苗を植え付けるのは避けます。
・中間地ではマルチ栽培でも良い
中間地ではマルチを使って栽培するマルチ栽培も検討します。
マルチ栽培のメリットは、地温が上昇しやすくなったり、
保温、乾燥を防ぐ、などです。
また、マルチを使って栽培すると、種まきと収穫が暖地と同じ時期になり、
マルチを使用しない栽培よりも早めに収穫できます。
・タマネギは大きくなるので密植は避ける
葉は立性ですが、タマネギの球が300gの大玉になるので、密植はせず、
基本通りの株間で植え付けます。
・収穫は倒伏してから行う
中間地、暖地ともに5月頃から収穫できるのですが、
あくまでも目安で、葉が倒伏してから収穫をします。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
