赤玉の極み
赤玉の極み
赤玉の極みは病害に強く、作りやすい赤タマネギです。
熟期は赤タマネギに多い、中晩生です。
タキイ種苗株式会社から販売されており、
タキイネット通販で入手することができます。
赤玉の極みの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[赤玉の極み]タキイ交配
■赤玉の極みの特徴
・中晩生の赤タマネギ品種
熟期は中晩生で、一般的な赤タマネギと同じ熟期です。
寒いところは苦手で、暖地や中間地での栽培が適しています。
表皮は濃赤紫色をしていて、内部までやや発色します。
・生育が旺盛で病気にも強い
赤玉の極みは生育が旺盛で、よく育ちます。
病害にも強いため、育てやすいです。
・1玉が300gと大きくなる
1玉が大きく、300g前後に揃います。
形は中甲高で、厚みがあります。
形も大きさも揃います。
ただ、貯蔵性はそこまで良くなく、収穫してから3ヶ月が限度でしょう。
なるべく早く食べきる必要があります。
・生食に最適
辛みがほとんどなく、サラダなど生食にしても特に食べやすいです。
みずみずしく食べやすい赤タマネギは短い期間しか楽しめないので、
自分で育てると更に楽しくなります。
■赤玉の極みの栽培のコツ
・栽培適地は暖地と中間地
基本的に栽培できる地域は暖地と中間地になります。
雪が積もっても防げるような施設が作れるのであれば、冷涼地でも可能ですが、
難易度が高いので、家庭菜園では地方の作型に合ったタマネギを選択しましょう。
種まきは9月中に行い、植え付けは11月になります。
早まきをせず、丁度良い苗を作って植え付けることが成功のポイントです。
・追肥は3回
赤タマネギの栽培に沿って、追肥は3回行います。
年内は元肥で育て、年が明けた1月に1回、2月に1回、最後が3月上旬に与えます。
3月上旬以降に肥料を与えてしまうと、腐敗や病気の原因となるので注意します。
・収穫は6月頃
暖地はやや早い5月末から収穫ができますが、
天候により前後するので、6月に入ってから、と考えたほうが良いです。
収穫後は涼しい場所で保管し、貯蔵をします。
3ヶ月を目安に消費するようにしましょう。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期