F1泉郷こがね

F1泉郷こがね C)国華園
F1泉郷こがねは青切り収穫も出来る貯蔵性抜群の黄タマネギで、
栽培しやすく、品質も高いです。
350g内外の大玉になり、翌年の3月まで貯蔵が可能です。
F1泉郷こがねの特徴や育て方をご紹介します。
[F1泉郷こがね]
■F1泉郷こがねの特徴
・大玉になる中晩生タマネギ品種
熟期は中晩生で、9月頃に種まきをすると、
5月下旬~6月上旬頃から収穫ができます。
青切り収穫もできる品種なので、葉を残したまま収穫する場合は、
それよりも早く収穫することができます。
青切り収穫したタマネギを味わったり、
貯蔵用としても使えるので、長くタマネギを楽しむことができます。
大きさは350g内外に揃い、形は円に近い豊円形になり、
皮の密着や色のツヤが良く、見栄え、品質も高いです。
・耐病性を持っていて、トウ立ちもしにくい
各種病気に耐病性を持っているため、
安心して栽培することができます。
また、分球や、トウ立ちの心配も少なく、育てやすいです。
ただ、購入できる場所が少なく、
国華園のオンラインショップで種の取り扱いがあるので、
種から育てることになります。
苗から育てるよりかは難しいですが、
育てやすいので挑戦してみるのも良いです。
・貯蔵性が良い
中晩生品種特有の貯蔵性の良さは、F1泉郷こがねも持っています。
5月下旬~6月上旬、倒伏してから収穫して、
よく乾燥させたり、吊り玉貯蔵をすると長く貯蔵ができます。
翌年の3月頃まで腐ることなく貯蔵することができます。

長く貯蔵するなら吊り玉がおすすめです
■F1泉郷こがねの栽培のコツ
・地域に合った作型で栽培する。
種まきの時期は冷涼地、暖地や中間地で少し違うので、
育てる地域に合った種まき時期に合わせて種まきをします。
種まきをして、発芽するまでは乾燥しないように管理し、
発芽してからは日光に当てながら苗を作ります。
育苗は、種まきから55日前後で植え付けをします。
・収穫
青切りで収穫する場合は早めに収穫します。
葉を残したまま収穫するので、早くても大丈夫です。
貯蔵目的の場合は、5月下旬~6月上旬の収穫が目安で、
全体の8割が倒伏してから収穫をします。
・貯蔵
収穫後はよく乾燥させ、風通しの良いところで貯蔵します。
可能なら吊り玉で貯蔵すると、長持ちしやすいです。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期