Premier
Premier
Premierはde Parisと同じ、
フランスのVilmorin(ヴィルモラン)社から販売されているタマネギの品種です。
美しい白い果肉を持つ小玉のホワイトオニオンです。
Premierの特徴や育て方をご紹介します。
[Premier]
■Premierの特徴
・フランスの品種で熟期は早生
フランスで栽培されている品種の一つで、特に栽培しやすいです。
土地を選ばず、暖地、中間地はもちろん、冷涼地などで栽培でき、
収穫することができます。
・秋まきと春まきとも栽培できる
暖地や中間地では秋まき春収穫が一般的で、
一部の冷涼地も同じように栽培されています。
北海道など寒い地域では春まき秋収穫なのですが、
Premierはどちらの作型にも適していて、どこでも栽培ができます。
・サイズは小玉
サイズはde Parisより小さく、小粒です。
また、形はコマに近い形をしていて、揃います。
色白で食味良く、サラダにして食べることができます。
・葉は細く立性で葉タマネギも食べられる
葉や首の部分が細く、姿も立性なので、日本では密植栽培も可能です。
小玉サイズのタマネギですから、それよりも小さくはなりますが、
たくさんのタマネギを楽しむことができます。
また、早いうちから収穫すれば、葉タマネギとして食べることが出来ます。
■Premier の栽培のコツ
・種まきは2月か9月
暖地や中間地で育てる一般的な作型の秋まき栽培であれば、
9月~10月に種まきをします。
冷涼地は春まき栽培に適しているので、種まきは2月~4月頃が目安になります。
2月~4月に種まきをする場合、簡単に保温ができる施設を作っておくと、
発芽しやすくなります。
種まきをした後は乾燥を防ぐため、
もみがらやピートモスをかけておくと乾燥しにくくなります。
・追肥
一般的な作型であれば日本のタマネギと同様に追肥を行います。
冷涼地の作型は栽培期間が短いので、追肥は行いませんが、
どちらの作型も肥料不足だと感じたら少し与えます。
秋まきでは3月以降に肥料を与えてしまうと腐りやすくなるので注意します。
・収穫
収穫は秋まきで4月から始まります。
春まき栽培なら涼しくなってくる9月頃から収穫ができます。
葉タマネギとして食べたい場合は、タマネギが肥大する頃に収穫すると良いです。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期