TTA-735

タマネギ栽培.com

TTA-735

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク


TTA-735

 

 

TTA-735は暖地、中間地向けに開発された黄タマネギで、
ケルセチンを従来品種の2倍含む機能性野菜です。

 

タキイ種苗では、ファイトリッチシリーズに分類されています。

TTA-735の特徴や育て方をご紹介します。

 

 

[TTA-735]タキイ交配

 

 

■TTA-735の特徴

 

・ケルセチンを多く含有
ケルセチンを多く含む品種で、北海道向けにDr.ケルシーという品種がありましたが、
TTA-735は暖地、中間地向けに開発された秋まき品種です。

 

ケルセチンはタマネギに多く含有される成分で、
花粉症などのアレルギーを抑制する作用や、抗ガン作用が期待されます。
一般的なタマネギより2倍程度多く含まれています。

 

・秋まき栽培向きの晩生品種
基本は暖地や中間地で栽培する秋まきの作型に適しています。
熟期は晩生で、5月~6月の収穫になります。

 

・春まき栽培も可能
秋まき栽培向きとしましたが、一部の地域では春まき栽培の実験も行われ、
各地方の研究センターで実験されています。

 

最も適するのはもみじ3号ですが、TTA-735も収量が多く、安定して栽培ができます。
春まき栽培で育てるとすれば、Dr.ケルシーも選択肢の一つです。

 

・食味良く、貯蔵性も良い
晩生品種なので長期の貯蔵が効き、貯蔵性が良いです。
また、食味も良いです。

 

 

■TTA-735の栽培のコツ

 

・栽培は基本に沿って行う
一般的な秋まき栽培に沿って栽培します。
種まきをし、種まきから約55日で植え付けます。

 

若苗を植え付け、大苗は避けます。
極端な早まき、遅まきも避けるようにします。

 

・止め肥は3月
追肥は2回~3回行い、最後の追肥は遅くとも3月中旬までに与えます。
以降に与えると、腐敗などの原因になるので注意します。

 

・倒伏後に収穫する
6月頃、葉があらかた倒伏してきたら収穫のサインです。

晴れた日に収穫し、収穫したタマネギはよく乾燥させ、

涼しい日陰に置いて貯蔵をします。
吊り貯蔵をするのがより長持ちする秘訣です。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



スポンサードリンク

 

タグ :

タマネギ 品種

人気の記事