タマネギ苗仮植え

読了までの目安時間：約 4分

2021年09月24日（金）

スポンサードリンク

サラダタマネギ苗 50本 C)千草園芸

タマネギ苗は秋に植え付けを行いますが、
定植をする前に、仮植えを行うことがあります。

タマネギ苗の仮植えとは、いったい何なのでしょうか。
また、仮植えの方法をご紹介します。

[タマネギ苗仮植え]

■タマネギ苗仮植えとは？

タマネギの苗は11月上旬から下旬頃に植え付けます。

ちょうど植え付けを行う時期に苗も販売されますが、
畑の準備ができておらず、すぐに苗を植え付けできない場合があります。

また、ネット通販で予約していた苗が、予定より早く届くこともあるでしょう。
そんな時に便利なのが、苗の仮植えです。

仮植えをすることにより、苗を傷めずに保存することができます。
3日～5日ほどであれば、新聞紙にくるんだ状態でも保存が可能です。

約5日よりも長く保存したい場合や、植え付け時期の目処がたっていない場合は、
仮植えをしておいた方が安心です。

仮植えの状態であれば、2週間～3週間ほどは保存が可能です。

ただし、植え付け適期を過ぎてしまってから植え付けを行うと、
生育に影響が出る可能性が高いので、
植え付け自体は適期内に済ませるようにしましょう。

ハウス栽培のタマネギ苗 C)千草園芸

■仮植えの方法

仮植えの方法はとても簡単です。
購入してきた苗の白い部分が埋まるように、束のまま土に植えます。

束のままなので個別にするよりもはるかにスペースを省けますし、
畑の隅っこでも問題ありません。

鉢に仮植えします

畑に仮植えのスペースもない場合は、
鉢やプランターに同じように束の状態で埋めておくのがお勧めです。

土に埋めておくことで、根が乾燥するのを防ぐことができます。
根を活着させることが目的ではないので、毎日水を与える必要もありません。

雨の当たる場所であれば、水やりは不要です。
ただ、仮植えをしている間に、雨があまり降らず、土が乾燥してきた場合は、
水を与えて土を湿らせておきます。

植え付けを行う時は、根を傷めないように掘り上げ、
土を洗ってから改めて植え付けると、
根の具合を見てから植え付けることができます。

タマネギ栽培.com