タマネギ 賞味期限
新タマネギは、賞味期間が短いです
タマネギは茶色い皮に包まれていて、賞味期限がわかりにくいです。
スーパーに並んでいるタマネギにも、
賞味期限が書かれているということは、ほとんどありません。
タマネギの賞味期限はどのようにして推測するのでしょうか。
[タマネギ 賞味期限]
■タマネギ 賞味期限の見分け方
生タマネギは、いつまで食べらるという明確な期限は決められていません。
そのため、目の前のタマネギが食べられる状態かどうかは、
自分で判断することになります。
基本的には、傷んでいなければ、タマネギは食べることができます。
ここからは食べられない、美味しくない、
という基準を、ご自身で決めておくと良いでしょう。
・臭いで判断
タマネギは臭いが強いイメージがありますが、
スーパーのタマネギ売り場で強い臭いを感じることはほとんどありません。
それもそのはずで、タマネギは細胞を崩すことによって、
臭い成分を放出するため、普段はそれほど強く臭いが出ません。
そのため、特に何もしていない状態なのに、強い臭いが出ているタマネギは、
内側から傷んできている可能性が高いです。
実はタマネギは、外側からよりも内側から傷むことの方が多いです。
複数のタマネギを常時ストックしているのであれば、
傷んできているタマネギがないかどうかを、こまめにチェックします。
他のタマネギよりも臭いが強く出ているものは、
内側が茶色く変色していたり、腐敗が進んでいることがあるので、
優先的に料理に使うようにしましょう。
もし実際に切ってみて、内側が変色・腐敗している場合は、
食べられそうな部分のみを使うか、処分して新しいタマネギを使うようにします。
表面が凸凹していたら、切って中を見ましょう
・触って判断
タマネギは外側の茶色い部分が乾燥しているため、
内側が傷んでいても気づきにくいです。
タマネギの頭の部分や、根が生えてくる部分を指で押してみた時、
不自然に柔らかくなっているものは、内側が傷んできている可能性があります。
指で押した時の感触とともに、臭いも一緒に嗅いで判断するのがお勧めです。
・芽が出ている
タマネギにも色々な種類があり、
品種によって極早生・早生・中生・晩生という風に分けられます。
極早生や早生のタマネギは、新タマネギとして販売されることが多く、
みずみずしく甘いのが特徴です。
新タマネギの場合は、乾燥せずに出荷されているため、
黄タマネギのように長く保存はできません。
そのため、早めに食べきるようにし、
変色や腐敗が見られるようになったら、期限がきたと解釈しましょう。
黄タマネギは、表面が乾燥しているため、内側から傷んでくることが多く、
臭いや感触によって傷みを判断します。
ただ、保存状態が良いと傷まないものの、芽が出てきてしまうことがあります。
芽が出たタマネギは、食べられないことはありませんが、
通常食べる白い部分に溜まった水分や養分を使って芽を伸ばしているため、
スカスカの状態になります。
食べても硬かったり、おいしくないことが多いので、
気になるようであれば処分した方が安心です。
初夏に収穫する多くのタマネギ品種が、
8月中旬~8月下旬頃になると芽が出やすくなってくるため、
早めに消費するようにしましょう。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期