マンション タマネギ 保存

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マンションでのタマネギの保存

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段ボールやビニールは、マンションでのタマネギの保存にむきません

 

 

タマネギは、収穫後の保存状態が良ければ、
かなり長い期間保存しておくことができます。

 

けれど、少し気を抜くとすぐに傷んでしまい、処分する数が増えてしまいます。

タマネギがたくさん手に入ったら、できるだけ無駄にせず食べたいものです。

 

特に、気密性の高いマンションなどの住まいでは、
風通しの良いベストな環境を作るのが難しいことも多いです。

 

マンションでのタマネギの保存方法をまとめました。

 

 

[マンションでのタマネギの保存]

 

 

■タマネギ保存のポイント

 

タマネギの保存性を高めるための基本は、3つです。

 

1.風通しが良い
2.日陰
3.涼しい

 

この3つが守られれば、基本的には長く保存ができます。

 

日陰になる涼しい軒先に、束ねたタマネギを吊るしておけば、
ベストな保存環境を作ることができます。

 

3番の涼しい環境は、日陰であればある程度満たせます。

 

タマネギ農家や、家庭菜園でも多くのタマネギを栽培するところでは、
戸外にタマネギを吊るせる骨組みを作り、その上に屋根をつけているところが多いです。

 

骨組みだけにして壁を作っていないことで、
風通しが悪くなることを防ぎ、屋根によって雨や直射を防いでいます。

 

戸外なのでエアコンを効かせるということもできませんが、
風通しを良くして直射を防ぐだけで、タマネギとっては涼しい環境といえるのです。

 

 

■マンションでの保存方法

 

タマネギの保存に適した環境が分かっていたとしても、
どうしてもその環境を作るのが難しいこともあります。

 

マンションなどであれば、室内は気密性が高すぎて風の動きが少なく、
かといってベランダは日当たりが良すぎて傷みやすくなります。

 

マンションなどの気密性が高い場所や、日陰で涼しい場所、
風通しの良い吊るしておける場所がない場合は、どうすればよいのでしょうか。

 

・常温で保存
マンションのような気密性の高い家でも、ある程度の風の動きがあれば、
常温保存できる場合も多いです。

 

常温保存する場合の条件は、基本的な保存環境と同じです。
風通しが良く、日陰で涼しい場所を選びます。

 

日中も誰かが家にいる、玄関や窓をあけて換気をよくしているなど、
風通しの良し悪しが保存性に関係します。

 

風通しが良い場所だと思っていても、もし短期間で傷みが出るのであれば、
別の方法を考えた方が良いでしょう。

 

吊るす場所がない場合は、ザルやネットなどの風通しの良い入れ物に入れ、
段ボールやビニールなどの通気性の悪いものは避けます。

 

また、何段にも重ねてしまうと、上段のタマネギの重みで、
下段のタマネギが潰れ、傷みやすくなることがあります。

 

できれば重ねずに広げて置いておき、どうしてもスペースを節約したい場合は、
2段くらいまでにおさめておきます。

 

また、定期的に傷んだタマネギがないかをチェックし、
傷み始めているものがあれば、すぐに使うようにします。

 

 

保存するタマネギを1つずつ新聞紙で包みビニール袋に入れるのが良いです

 

 

・冷蔵庫で保存
家の中で風通しの良い場所がない、という場合は、冷蔵庫での保存もお勧めです。

 

一般的に、タマネギは冷蔵庫保存には向かないといわれています。
けれど、工夫することで、冷蔵庫でも十分保存が可能です。

 

通気性はあまり良くありませんが、冷蔵庫内は、日陰で涼しい場所です。

 

ただ、湿気がこもると良くないので、湿気対策と、
冷気に直接当てない工夫が必要です。

 

保存するタマネギを1つずつ新聞紙でくるみます。
新聞紙にくるんだタマネギを、まとめてビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存します。

 

新聞紙が余分な湿気を吸ってくれ、ビニール袋が直接冷気が当たって、
冷えすぎるのを防いでくれます。

 

この場合も、定期的に新聞紙をめくって中の状態をチェックし、
傷んでいるものがあればすぐに使うようにしましょう。

 

 

薄切りにして、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します

 

 

・冷凍で保存
大量のタマネギがある場合、すべてを冷蔵庫で保存すると、
スペースがとられて困る、ということもあるでしょう。

 

その場合は、いくらかを冷凍に回すのもお勧めです。

生食しないというのであれば、冷凍して多少食感が変わったとしても、問題ありません。

 

むしろ、一度冷凍することによって、火が通りやすくなります。

 

料理に使いやすいよう、薄切りやくし切りなどにして、
ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍しておきます。

 

さらにスペースを節約したい場合は、火を通してから冷凍しましょう。

 

カレーなどに使うと便利なあめ色タマネギにしてから、保存袋に入れて冷凍します。
生のタマネギの状態より、かなり水分が抜けて量が減ります。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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