タマネギ 一気に収穫?
タマネギの収穫、一気にしたいですね
タマネギを育てていて、ほぼ収穫できるサイズまで育ってきました。
肥ってきたものから順次収穫しているのですが、
一気に収穫するにはいつ頃が良いのでしょうか?
それは、時期や球の肥り具合、葉が倒れた頃を見ます。
[タマネギ 一気に収穫]
タマネギは栽培期間が長いため、収穫する時期が近づくとわくわくします。
球が肥ってくる様子も見えるので、いつ収穫しようかと楽しみが増していきます。
大きく育ったものから収穫することもできますが、
育ったものを一気に収穫することももちろん可能です。
収穫の目安になるのは、時期と球の肥り具合、
それから葉が倒れたかどうかです。
タマネギにも品種が意外と多くあり、その品種ごとに性質が異なります。
極早生~晩生まであり、それによって収穫の目安となる項目も変わるので、
育てているタマネギの品種に合わせて収穫のタイミングをはかりましょう。
・収穫適期に収穫する
タマネギにも品種がたくさんあり、
それぞれ極早生~晩生までの性質を持っています。
極早生なら収穫時期が早く、晩生なら収穫時期も遅いです。
育てている品種を調べると、何月頃に収穫かの目安が分かります。
栽培している地域によっても、多少時期がずれるので、
栽培地が暖地~寒地のどこなのかを知っておくことも大切です。
また、収穫適期はあくまでも目安です。
他の目安と一緒に収穫時期を考慮することで、
より良い状態のタマネギを収穫できます。
・球の肥り具合を見る
極早生品種に多い特性で、青立ち状態のまま収穫を迎えるものがあります。
青立ちとは、茎葉がまだ青々としていて、
倒れずにピンと立ったままの状態のことを指します。
タマネギは通常、収穫時期が近くなると球のすぐ上あたりから、
ばったりと葉が倒れます。
これは自然と起こる、タマネギの生理現象のようなものなので、
病気や不調ではありません。
不思議な現象ではありますが、葉が倒れることが収穫のサインになるのです。
極早生品種など、青立ちのまま収穫を迎えるものは、
葉が倒れたかどうかでは収穫時期を見極められません。
ではどうするかというと、球の肥り具合を見ます。
十分に球部分が肥ったら、収穫してしまいましょう。
肥り具合がある程度揃ったら、一気に収穫しても構いません。
ただし、極早生品種などは、新タマネギとして食べられるものが多いです。
その場合、日持ちがあまり長くないので、家庭で消費するのであれば、
ギリギリまで順次収穫をした方が傷まずに済むこともあります。
・葉が倒れたら収穫する
一般的なタマネギの場合、収穫の目安として分かりやすいのが、
葉が倒れたかどうかです。
肥った球の少し上あたりから、急にバタリと倒れます。
急に倒れるのでびっくりしますが、収穫時期が近付いている証拠です。
育てているタマネギ全体の7割以上が倒れたら、一気に収穫できます。
倒れていない株があっても、ある程度は球が肥っているはずなので問題ありません。
また、葉が倒れた後すぐに収穫せず、
1週間ほど置いてから収穫する方法もあります。
タマネギは葉が倒れた後も、まだ球を大きくしている場合が多いです。
1週間置いておくことで、最後の最後まで球を肥らせてから収穫できます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期