タマネギ 冬の水やり

タマネギ栽培.com

タマネギ 冬の水やり

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク


タマネギの水やり

 

 

タマネギは栽培期間が長く、秋から翌年の初夏まで栽培管理します。

 

種をまく時期、苗を植え付ける時期、生育期と、
それぞれに合った育て方を行う必要があります。

 

特に気遣うことは、水の管理です。
タマネギは冬の間、どのように水やりを行えば良いのでしょうか。

 

 

[タマネギ 冬の水やり]

 

 

■タマネギ 冬の水やりは?

 

タマネギは、生育段階や季節によって、生育状況が大きく変わります。
気温の低い冬の間は、あまり生育をしていません。

 

冬、地上部も生長が見られず、初めてタマネギを育てた方は、不安になるようです。
けれど、タマネギが冬に生長しなくなるのは、普通のことなので、心配は無用です。

 

ただ、ここで注意したいことが、水やりです。
日々生長する秋や春に比べて、生長の少ない冬は、水をそれほど多く欲しません。

 

水を大量に与えすぎると、かえって根が傷む原因にもなります。

 

 

冬は、土がとても乾いていると感じた時のみ、水やりをします

 

 

タマネギ栽培での、冬の水やりのコツをまとめました。

 

・冬は乾燥気味が基本
地上部が生育していない冬の間は、根もそれほど動いていません。
最低限の水分を吸うだけなので、大量の水は必要ありません。

 

また、気温が低い分、気温の高い時期に比べると、土も乾きにくくなっています。
そのような時に毎日水やりをしていると、根腐れを起こしやすいです。

 

地植えの場合は、苗を植え付けた直後は水を与えますが、
その後はほとんど水やりをしません。

 

晴れが続いて気温がやや高い日が続いたり、雨が長く降らず、
土が乾いていると感じた時のみ、水やりを行います。

 

プランターや鉢など容器栽培は、地植えよりも土の容量が少ない分、乾きやすい環境です。
とはいえ、冬の間は土が乾きにくいので、毎日水やりをする必要はありません。

 

プランターや鉢は、土の表面が乾いたなと感じてから、数日経ってから与える、
用土の深さ数センチを触ってみて乾いているようなら与えるのが良いでしょう。

 

用土の表面が乾いた程度では、まだ中の方は湿っています。
その状態で水を与えると過湿になるので、必ず中まで乾いてから水を与えます。

 

雨の当たる場所に置いている場合は、容器栽培でも雨だけでしのげることも多いです。
見回りをした時に、土が乾いていたら水を与えましょう。
雨の当たらない場所に置いている場合は、土が乾いていたら水やりを行います。

 

地植えでも容器栽培でも、冬の間は乾き気味に管理するのが基本です。

 

 

水やりは午前中に行うのが基本です

 

 

・与えるなら午前中に
冬の間の水やりで心配なのが、過湿による根腐れと、水分を多く含んだ土が凍ることです。
過湿は乾燥気味に管理することで防げますが、
水やりをした後は、どうしても土が多く水分を含むため、凍ることがあります。

 

凍ることを防ぐために、水やりは午前中に行うのをお勧めします。
午前中に水を与えておくことで、夕方に日が暮れて気温がぐっと下がるまでの間に、
土の余分な水分を抜くことができます。

 

反対に夕方に水を与えると、夜の間に冷え込んで土が氷、根が傷む原因となります。

 

ただし、午前中に水を与えても、土が凍ったり霜がおりやすくなることはあります。
多少であれば凍っても大丈夫ですが、あらかじめ予防策をとっておくと良いでしょう。

 

株元に敷きワラや籾殻などのマルチを敷いておくだけでも、
土が凍ったり霜がおりるのを予防できます。

 

もし土が凍ったり霜がおりたりして根が浮き上がっているのを見つけたら、
すぐに戻しておきます。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



スポンサードリンク

 

タグ : 

タマネギ栽培 Q&A

人気の記事